WL300NE-AGの使い方
本商品は、IEEE802.11n、IEEE802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.11gに対応したイーサネットコンバータタイプの無線LAN端末(子機)です。同じ無線LAN規格に対応した無線LANアクセスポイント(親機)と、離れたところから無線通信することができます。

<お知らせ>
  • WWWブラウザの対応バージョンは次の通りです。

    【Windows(R) 7の場合】
      Internet Explorer 8.0に対応
    【Windows Vista(R)の場合】
      Internet Explorer 7.0/8.0に対応
      Firefox 3.0 に対応
      Opera 9.64 に対応
    【Windows(R) XPの場合】
      Internet Explorer 7.0/8.0に対応
      (Windows(R) XP Service Pack2または3の場合)
      Firefox 3.0 に対応
      Opera 9.64 に対応
    【Windows(R) 2000 Professionalの場合】
      Internet Explorer 6.0 SP1に対応
      Firefox 3.0 に対応
      Opera 9.64 に対応
    【Mac OS X v10.3/v10.4/10.5 の場合】
      Safari 3.2 に対応(v10.4/v10.5 の場合)
      Safari 1.3 に対応(v10.3 の場合)
      Firefox 3.0 に対応(v10.4/v10.5 の場合)
      Opera 9.64 に対応
    指定以外のブラウザを使用する場合、表示・設定で正しく動作しない場合があります。
    正しくご利用いただくためには指定のブラウザでご使用ください。

  • 利用できるWARPSTARベース(無線LANアクセスポイント(親機))は
    AtermStation(http://121ware.com/aterm/)をご覧ください。
 
■WL300NE-AGの設定のしかた
ここでは、WL300NE-AGの設定のしかた、基本的な使いかたを説明します。
WL300NE-AGは、WL300NE-AGを接続しているパソコンから設定します。
 
■WL300NE-AGに接続したパソコンのIPアドレスの設定
WL300NE-AGに接続したパソコンから設定を行うには、パソコンのIPアドレスの設定が必要です。
Windows(R) 7の設定方法はこちら

Windows Vista(R)の設定方法はこちら

Windows(R) XP/2000 Professionalの設定方法はこちら

Macintoshの設定方法はこちら 

■WL300NE-AGとパソコンを接続する
1. ETHERNETケーブルでWL300NE-AGのETHERNETポートとパソコンのETHERNETポートを接続する
 
■WL300NE-AGのDHCPサーバ機能を起動する
接続した機器のIPアドレスが192.168.0.XXXに固定されているときはこの手順は不要です。
次の手順「■無線LANアクセスポイント(親機)に接続するための設定を行う」に進みます。
1. WL300NE-AGのACアダプタのプラグをいったん外し、約10秒待つ
2. WL300NE-AG前面のらくらくスタートボタンを押しながら、ACアダプタのプラグを接続し、WL300NE-AG前面のAIRランプが赤点滅したららくらくスタートボタンを離す
無線LANアクセスポイント(親機)との無線接続はいったん切断されます。
WL300NE-AGのDHCPサーバが起動します。

 
■無線LANアクセスポイント(親機)に接続するための設定を行う
1. パソコンなどを起動する
2. WWWブラウザを起動し、本商品のIPアドレスを入力し、設定画面のページを開く
(工場出荷時は192.168.0.240です。)
例)http://192.168.0.240/
WL300NE-AGのIPアドレスを変更した場合は、そのIPアドレスを入力してください。
IPアドレスなどの確認は、WL300NE-AG「クイック設定Web」の使い方の「詳細設定」を参照してください。
 
3. 管理者パスワードの初期設定を行う
画面に従ってパスワードを設定してください。
一度設定すると、次回からは、この画面は出なくなります。
管理者パスワードは、WL300NE-AGを設定する場合に必要となりますので、控えておいてください。
忘れた場合は設定画面を開くことができず、初期化してすべての設定を最初からやり直しになります。
 
4. [設定]をクリックする
5. ユーザー名とパスワードを入力する
ユーザー名には「admin」と入力し、パスワードには手順3で入力した管理者パスワードを入力し、
[OK]をクリックしてください。
(ユーザー名は、すべて半角小文字で入力してください。)
 
6. 設定画面が表示される
7. [基本設定]の から[基本設定]を選択する
 
8. [ネットワーク名(SSID)]無線ネットワーク内で使用するネットワーク名(SSID)を入力する
使用する無線LANアクセスポイント(親機)のネットワーク名(SSID)を確認しておいてください。
(無線LANアクセスポイント(親機)の場合、ネットワーク名(SSID)の初期値は無線LANアクセスポイント(親機)に貼付のラベルに記載されています。)
 
 
[アクセスポイント検索]をクリックして[アクセスポイント検索]画面を表示してネットワーク名(SSID)を選択することもできます。
1) [アクセスポイント検索]画面で接続するネットワーク名(SSID)をクリックする
2) [選択]をクリックする

 
9. 無線LANアクセスポイント(親機)の暗号化設定に合わせて暗号化の設定を行う
無線LANアクセスポイント(親機)に暗号化の設定をしているときは、以下の手順で設定を
行ってください。
無線LANアクセスポイント(親機)に暗号化の設定を行っていない場合は、[暗号化モード]で[暗号化無効]を選択し、手順10に進みます。
暗号化モードでTKIPまたはAESを使用する場合
(1) [暗号化モード]で「TKIP」または「AES」を選択します。
「WPA-PSK(TKIP)」、「WPA2-PSK(TKIP)」を選択した場合、IEEE802.11n通信はご利用になれません。
  • WPA/WPA2-PSK(TKIP)
  • WPA/WPA2-PSK(AES)
  • WPA2-PSK(TKIP)
  • WPA2-PSK(AES)
  • WPA-PSK(TKIP)
  • WPA-PSK(AES)
(2) [指定方法]を選択します。
(3) 暗号化キーを入力します。

暗号化キーに使用できる文字は以下の通りです。
・8〜63桁の場合:英数記号(0〜9、a〜z、A〜Z、下表の記号)

クエスチョンマーク」(クエスチョンマーク)は無線LANアクセスポイント(親機)によっては、使用できない場合があります。
」(バックスラッシュ)はパソコンによっては、「」と表示されます。
・64桁の場合:16進数(0〜9、a〜f、A〜F)
暗号化モードでWEPを使用する場合
(1) [暗号化モード]で[WEP]を選択します。
IEEE802.11n通信はご利用になれません。
(2) 暗号強度を[64bit[弱い]][128bit[普通]][152bit[強い]]から選択します。
暗号強度を変更すると、暗号化キーの入力がクリアされます。
(3) [指定方法]で[英数記号]または[16 進]で選択する
英数記号の場合、0〜9、a〜z、A〜Zと下記の記号で構成されている文字列を指定できます。
クエスチョンマーク」(クエスチョンマーク)は、無線LAN アクセスポイント(親機)によっては使用できない場合があります。
」(バックスラッシュ)はパソコンによっては、「」と表示されます。
16進数の場合は、0〜9、a〜f、A〜Fで構成されている文字列を指定できます。
指定した暗号強度によりそれぞれの入力桁数は異なります。
64bit[弱い] 128bit[普通] 152bit[強い]
英数記号 5桁 13桁 16桁
16進表記 10桁 26桁 32桁

入力例: 0123abcdef (10桁)
021234567890abcdef9876543210 (26桁)
(4) [使用する暗号化キー番号]を1番〜4番から選択します。
初期化した場合は、設定がクリアされますので、無線LAN設定ラベル(本商品に貼付のラベル)の使用キーに設定し直してください。
(5) [暗号化キー]は(3)で指定した方法で入力する
 
10. [設定]をクリックする。
11. [OK]をクリックする
12. [保存]をクリックする。
設定内容を書き込みます。
 
 
13. 「メンテナンス」-「再起動」を選択する
14. [再起動]をクリックする
15. [OK]をクリックする
16. WL300NE-AG(イーサネットコンバータ)のLINKランプが緑点灯または橙点灯することを確認する。
無線LANアクセスポイント(親機)と無線通信が確立するとLINKランプが緑点灯または橙点灯します。
 ・2.4GHzモード通信時・・・緑点灯
 ・5GHzモード通信時・・・橙点灯
 
設定が終わったら必要に応じて、パソコンのIPアドレスをお使いのネットワーク環境(ルータなど)に合わせて戻してください。

<お知らせ>

  • 無線LANアクセスポイント(親機)でMACアドレスによる接続制限(MACアドレスフィルタリング機能)を行う場合、WL300NE-AGの無線クライアントモードによって次のように設定してください。

    <無線クライアントモードが拡張モードまたは標準モードの場合>
    WL300NE-AGのラベルに記載されている無線のMACアドレスを登録することで無線接続する他の無線LAN端末(子機)を制限できます。
    <無線クライアントモードがMACクローンモードの場合>
    WL300NE-AGのラベルに記載されている無線のMACアドレスとWL300NE-AGに接続しているパソコンなどの端末のMACアドレスも登録してください。また、WL300NE-AGに接続する端末が複数台ある場合は、すべての端末のMACアドレスを登録してください。
    WL300NE-AGでは接続されている複数の端末のうち、最初にアクセスのあった端末のMACアドレスを記憶し、他の端末からのアクセス時はMACアドレスを最初の端末のものに変換します。
    このため、無線LANアクセスポイント(親機)のMACアドレスフィルタリングに未登録の端末が最初にアクセスすると、LINKランプが消灯し、WL300NE-AGに接続しているすべての端末が無線接続できなくなります。(WL300NE-AGの電源を入れたときにMACアドレスを登録された端末が接続されていない場合も、無線接続できなくなります。)
    なお、既にLINKランプが点灯しているWL300NE-AGに、MACアドレスが未登録の端末を接続した場合は通信が可能です。
 
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