詳細設定−無線LAN側設定
無線LAN側の設定を行います。
設定値を選択・入力したあとは、[設定]をクリックします。
※拡張カードスロットにWL54AGを装着することで利用できます。

※「クイック設定Web」画面に表示されているボタンについての説明はこちら
画面例
(本画面は、例です。)

■無線LANアクセスポイント(親機)設定
ネットワーク名(SSID) (初期値:装置側面のラベルに記載されている「ネットワーク名(SSID))
0〜9、a〜z、A〜Z、-(ハイフン)、_(アンダースコア)の文字を使い、32文字以内の文字列が使用できます。
SSIDが一致しない無線LAN端末(子機)とは、無線LANで通信できません。
(→ 「ネットワーク名(SSID)によるセキュリティ機能」を参照)
逆に、SSIDが一致する無線LAN端末(子機)とは通信が可能になるため、他所にある無線LAN装置が接続できないように類推不可能な文字列を使用するようにします。
   
無線動作モード (初期値:802.11g+b)
  使用する無線の通信規格を選択します。
802.11g+b / 802.11g / 802.11a から選択します。
   
WDS通信モード(初期値:使用しない)
WDS通信を使用するかしないかを指定します。
使用する/使用しないから選択します。

使用チャネル (初期値: 802.11g+b/802.11gの場合は7
802.11aモードの場合は34(新5.2GHz帯書き換え前)または40(新5.2GHz帯書き換え後))
  電波干渉がある場合には、使用する無線チャネル番号を変更してください。
複数のアクセスポイントを設置する場合には、チャネル番号を変更してください。
各アクセスポイントが異なるチャネル番号を使用することによって、無線のトラフィックの負荷を軽減できます。

 ・802.11g+b/802.11gの場合 1〜13の間で設定できます。
 ・802.11aの場合 新5.2GHz帯に書き換えしていない場合:34/38/42/46から選択します。
新5.2GHz帯に書き換えした場合:36/40/44/48から選択します。
   
送信出力(初期値:100%)
  送信出力を調整します。
他のネットワークへの電波干渉回避の目的で使用します。
100% / 50% / 25% / 12.5% から選択します。
   
Super AG機能 (初期値:使用する(圧縮あり))
  Super AG機能を使用するかしないかを指定します。圧縮ありを指定すると、さらに通信速度は向上しますが、圧縮効率の悪いファイルの転送時などでは、かえって速度が低下してしまう場合があります。
使用する(圧縮あり)/使用する(圧縮なし)/使用しないから選択します。

■暗号化
無線データを暗号化する時に設定します。
無線データに対する不正アクセス防止のため暗号化します。
暗号化モード (初期値:暗号化無効)
  暗号化を行うときに選択します。
選択すると、データを暗号化してから無線電波を発信します。
暗号化無効 / WEP / WPA-PSK(TKIP) / WPA-PSK(AES) から選択します。
   
暗号強度 (初期値:64bit)
  WL54AGを装着している無線LANアクセスポイント(親機)では、 64bit / 128bit / 152bit のいずれかの暗号化を選択できます。
bitの数字が大きいほど、より高度なセキュリティを実現できます。
  • 64bit(標準):
    WL54AGを装着している無線LANアクセスポイント(親機)と、 無線LAN端末(子機)(WL54AG/WL54AC/WL11CB/WL11CA/WL11C/WL11E2 またはWL11U)を使用しているときに選択します。

  • 128bit(拡張):
    WL54AGを装着している無線LANアクセスポイント(親機)と、無線LAN端末(子機)(WL54AG/WL54AC/WL11CB/WL11CA/WL11E2) を使用しているときに選択します。

  • 152bit(拡張):
    WL54AGを装着している無線LANアクセスポイント(親機)と、無線LAN端末(子機)(WL54AG/WL54AC) を使用しているときに選択します。
    ただし、152bitの暗号化で通信できるのは、無線LAN端末(子機)(WL54AG/WL54AC)側も、 サテライトマネージャで152bitに設定した場合のみです。

    WL54AGの場合
    ・子機側のパソコンでサテライトマネージャを使えるように設定し、 「暗号強度」を
     152bitに設定します。
    WL54ACの場合(*)
    WL54ACでサテライトマネージャを使用する場合には、画面および手順が異なるので、
      こちらを参照して設定ください。

     (*)WL54ACでサテライトマネージャを使用する場合には、WL54ACに添付の
       CD-ROM(ユーティリティ集)を使用してインストールしてください。
指定方法 (初期値:英数字5桁)
 
  • 暗号強度で64bit(標準)を選択した場合:
    英数字(5桁)(0〜9、a〜z、A〜Zで構成される5文字の文字列)か、
    16進数(10桁)(0〜9、a〜f、A〜Fで構成される10文字の文字列)の どちらかを選択します。

  • 暗号強度で128bit(拡張)を選択した場合:
    英数字(13桁)(0〜9、a〜z、A〜Zで構成される13文字の文字列)か、
    16進数(26桁)(0〜9、a〜f、a〜fで構成される26文字の文字列)の どちらかを選択します。

  • 暗号強度で152bit(拡張)を選択した場合:
    英数字(16桁)(0〜9、a〜z、A〜Zで構成される16文字の文字列)か、
    16進数(32桁)(0〜9、a〜f、a〜fで構成される32文字の文字列)の どちらかを選択します。
   
使用する暗号化キー番号(キーインデックス) (初期値:暗号化キー1番)
  1〜4番のどの暗号化キーを使用するかを設定します。
暗号化キーは、同じ文字列を使っている無線LANアクセスポイント(親機)と無線LAN端末(子機)の間でのみ、互いに通信できます。
暗号化キーの文字列は、たやすく推測されないような文字列を使う必要があります。
暗号化を行うときは、接続されている各子機に同じ暗号化キーを設定してください。
   
暗号化キー(WEPキー)1〜4番
(初期値:本商品側面のラベルに「暗号化キー」が記載されている場合は「暗号化キー」)
  暗号化キーは、4種類登録できます。
指定方法で選んだ文字の桁数分を入力します。
文字の種類は、英数字を選択した場合は、0〜9、a〜z、A〜Zで構成される文字、 16進数を選択した場合は、0〜9、a〜f、a〜fで構成される文字を指定します。
暗号化キーは、同じ文字列を使っている無線LANアクセスポイント(親機)と無線LAN端末(子機)の間でのみ、互いに通信できます。
暗号化キーの文字列は、たやすく推測されないような文字列を使う必要があります。
暗号化を行うときは、接続されている無線LAN端末(子機)に無線LANアクセスポイント(親機)に設定したのと同じ暗号化キー番号かつ同じ暗号化キーを設定してください。
   
WPA暗号化キー(PSK)
(初期値:本商品側面のラベルに「暗号化キー」が記載されている場合は「暗号化キー」)
  WPA暗号化キーを入力してください。
WPA暗号化キーには、8〜63桁の英数記号、または64桁の16進数を指定できます。

暗号化キーに使用できる文字は以下の通りです。
・8〜63桁の場合:英数記号(0〜9、a〜z、A〜Z、下表の記号)
」(バックスラッシュ)はパソコンによっては、「」と表示されます。
・64桁の場合:16進数(0〜9、a〜f、a〜f)
   
暗号化キー更新間隔(分) (初期値:30)
  暗号化更新時間を入力してください。
指定できる値は、0(更新なし)、1〜1440分です。

■無線LAN端末(子機)の接続制限
接続できる無線LAN端末(子機)の制限方法を設定します。
外部からの無断接続を防ぐには、MACアドレスによる接続制限を行うことをお勧めします。
(あわせて「MACアドレスフィルタリング(無線)」を設定してください。)
 
ESS-IDステルス機能(SSIDの隠蔽) (初期値:使用しない)
  ネットワーク名が不明な無線LAN端末(子機)からのネットワーク検索に応答しないようにする設定です。
チェックすると、無線LANアクセスポイント(親機)は、同一のネットワーク名(SSID)を持つ無線LAN端末(子機)とのみ、無線接続するようにできます。
その結果、サテライトマネージャから「ネットワーク名が不明な場合の参照」を 実行した場合には検出されなくなります。
ここのチェックを行わないと、不特定の相手からネットワーク名を検索されて、 不正アクセスされる可能性がありますのでご注意ください。
ESS-IDステルス機能(SSIDの隠蔽)を有効にした場合は、子機側の無線機器によっては SSIDを直接設定しても接続できない場合があります。
   
MACアドレスフィルタリング機能 (初期値:使用しない)
  無線LAN端末(子機)のMACアドレスによる接続制限を行うときにチェックをします。
ここにチェックをした場合は、無線LANアクセスポイント(親機)は、 「MACアドレスフィルタリング(無線)」 で設定してあるMACアドレスを持つ無線LAN端末(子機)とのみ、無線接続するようにできます。
 
<注意事項>
  • Super AG機能をご利用になるには、無線LAN端末(子機)側のドライバ、ファームウェア、ユーティリティなど、最新版をご利用いただく必要があります。
 
↑ページのトップへ