無線LAN設定
無線LANの基本設定を行います。
設定値を選択・入力したあとは、[設定]をクリックします。
下記は「高度な設定を表示」の画面です。
「標準設定に戻る」をクリックすると、標準設定に戻れます。
 ※「クイック設定Web」画面に表示されているボタンについての説明はこちら
 
■無線LAN設定
画面例
対象ネットワークを選択
  本商品では2つのネットワーク名(SSID)、プライマリSSID/セカンダリSSIDが利用可能です。
それぞれのネットワーク名に対して、異なるセキュリティ設定(暗号化機能、ESS-IDステルス機能、MACアドレスフィルタリング機能)ができます。設定を行うネットワーク名を選択してください。
   
  ※マルチSSIDについて詳細はこちら

[無線LANアクセスポイント(親機)設定]
 無線LANアクセスポイント(親機)に関する設定を行います。 
無線機能 (初期値:使用する)
  無線LANを使用する場合は、チェックをします。無線LANを利用しない場合は「使用する」のチェックをはずしてください。本商品の電波が停止され、無線LANが無効となります。無線LANを無効にしても、本商品の有線ブロードバンドルータ機能はご利用いただけます。
 
<ご注意>
  • セカンダリSSID機能を停止した状態で、802.11b対応子機のらくらく無線スタートを実行した場合、子機側にセカンダリSSIDの無線情報が設定されますが、セカンダリSSIDが無効になっているため無線LANは使用できません。この場合、セカンダリSSIDを「使用する」に設定してください。
 
ネットワーク名(SSID)
 
プライマリSSID (初期値:本商品底面のラベルに記載されている「ネットワーク名(SSID)」、WARPSTAR-xxxxxx )
セカンダリSSID (初期値:本商品底面のラベルに記載されている「ネットワーク名(SSID)」の末尾に「-W」がついたもの、WARPSTAR-xxxxxx-W )
  無線LANのネットワーク名(SSID)を入力します。半角英数字、-(ハイフン)、_(アンダースコア)を使用して32文字以内で入力してください。
   
無線動作モード (初期値:自動)
  無線LANの動作モードを設定します。「自動」/「標準(2.4GHz)」/「標準(5GHz)」から選択します。
 
 
  • 自動
    オートチャネルによる自動設定が可能なモードです。

  • 標準(2.4GHz)
    Draft IEEE802.11nに加え、既存のIEEE802.11b/11gからの通信が可能なモードです。

  • 標準(5GHz)
    Draft IEEE802.11nおよび既存のIEEE802.11aからの通信が可能なモードです。

デュアルチャネル機能 (初期値:使用する)
デュアルチャネル機能を使用する場合は、使用するにチェックします。20MHzバンドの通信チャネルを2本束ねて利用し、40MHzバンドでの高速通信を行います。なお、デュアルチャネルに対応していない子機との通信は20MHzバンドの通信となります。
 
<ご注意>
  • ご利用環境によっては、HT40/HT20モードが自動で切り替わるため、デュアルチャネルを使用するに設定しても、HT20で接続される場合があります。
   
サーチ対象帯域 (初期値:2.4GHz)
  無線動作モードを「自動」に設定した場合、オートチャネルによりサーチする通信モードを選択します。収容する子機のモードに合わせて設定してください。特に2.4GHzのみに対応している子機を1台でも収容する場合は、初期値のままご利用ください。 
   
使用チャネル(プライマリ)
  無線LANで使用するチャネル(プライマリ)を選択します。
無線動作モードを「標準(2.4GHz)」/「標準(5GHz)」に設定した場合に有効になります。複数のアクセスポイントが設置されている環境など電波干渉がある場合には、使用する無線チャネル番号を変更してください。またデュアルチャネル機能を利用する場合には、選択可能チャネルは、デュアルチャネルで指定可能なチャネルに変更されます。
無線動作モード タイプ チャネル
・2.4GHzの場合 1〜13の間で設定できます。
上記「デュアルチャネル機能」で「使用する」にチェックした場合は1〜7の間での設定となります。
・5GHzの場合 W52 36,40,44,48ch 5.2GHz帯(5150-5250MHz)
従来のチャネルから周波数を10MHzずらしたチャネル
上記「デュアルチャネル機能」で「使用する」にチェックした場合は、36、40ch
W53 52,56,60,64ch 5.3GHz帯(5250-5350MHz)
2005年5月以降、利用可能となったチャネル
W56 100,104,108,112,116,120,124,128,132,136,
140ch 5.6GHz帯(5470-5725MHz)
2007年1月以降、利用可能となった11チャネル
   
使用チャネル(セカンダリ)
  無線LANで使用するチャネル(セカンダリ)を選択します。
無線動作モードを「標準(5GHz)」かつ、使用チャネル(プライマリ)に5.3GHz/5.6GHz(W53/W56)のいずれかのチャネルを設定した場合に有効になります。
5.3GHz/5.6GHz(W53/W56)チャネル利用時にレーダーを検出した場合の移動先チャネル(セカンダリ)を指定します。
   チャネル
使用チャネル(プライマリ)でW53を選択した場合 36,40,44,48ch
W53(52,56,60,64ch)の空きチャネル
使用チャネル(プライマリ)でW56を選択した場合 W56(100,104,108,112,116,120,124,128,132,136,140ch)の空きチャネル
[暗号化]
 暗号化に関する設定を行います。
暗号化モード (初期値:WPA-PSK(AES))
  暗号化モードを選択します。暗号化モードを有効にすると無線LANでの送受信データが暗号化され、第三者に傍受されにくくなります。WEP<TKIP<AESの順で、暗号化データは解読されにくくなりますが、本商品と通信する無線LAN端末も同じ暗号化モードに対応している必要があります。本商品では暗号化モードはプライマリSSIDではWPA-PSK(AES)、セカンダリSSIDではWEPが初期値になっています。下記の4つのモードから選択してください。(プライマリSSIDの場合のみ有効です。)
  • 暗号化無効
  • WEP         (※)
  • WPA-PSK(TKIP) (※)
  • WPA-PSK(AES)
      (※)Draft IEEE802.11nでは、WEPとWPA-PSK(TKIP)は使用できません。
 
暗号強度 (初期値:指定なし)
  WEPを利用する場合は、暗号強度を選択します。
64bit<128bit<152bitの順で解読されにくくなりますが、本商品と通信する無線LAN端末も同じ暗号強度に対応している必要があります。暗号化キー1〜4番は、すべて同じ暗号強度になります。
※Windows Vista(R)では、「152bit」は設定できません。
   
指定方法 (初期値:指定なし)
  WEPを利用する場合の暗号化キー(解読パスワード)の指定方法を選択します。英数字(0〜9、a〜z、A〜Zで構成される文字列)、または、16進(0〜9、a〜f、A〜Fで構成される文字列)から選択してください。本商品と通信する無線LAN端末も同じ指定方法で設定する必要があります。暗号化キー1〜4番は、すべて同じ指定方法になります。
   
使用する暗号化キー番号1番〜4番 (キーインデックス)(初期値:指定なし)
  [指定方法]で選んだ文字列を[暗号強度]で設定した桁数分、暗号化キー(WEPキー)として入力します。
英数字の場合は、0〜9、a〜z、A〜Z、16進数の場合は、0〜9、a〜f、A〜Fで構成された文字列を入力します。本商品と通信する無線LAN端末も同じ暗号化キーを入力する必要があります。
 
WPA暗号化キー(PSK)
指定方法で選択した桁数を入力します。
暗号化を行うときは、接続されている無線LAN端末(子機)に、無線LANアクセスポイント(親機)に設定したのと同じ暗号化キー番号かつ、同じ暗号化キーを設定してください。
WEPキー使用時は指定方法で選択した桁数を入力します。
WPA-PSK(TKIP)/WPA-PSK(AES)使用時は8〜63桁の英数記号または64桁の16進数を入力します。

暗号化キーに使用できる文字は以下の通りです。
・8〜63桁の場合:英数記号(0〜9、a〜z、A〜Z、下表の記号)
※「」(バックスラッシュ)はパソコンによっては、「」と表示されます。

・64桁の場合:16進数(0〜9、a〜f、A〜F)
 
暗号化キー更新間隔(分)(初期値:30(分))
暗号化キーの更新間隔(分)を入力します。WPAでは、暗号化キーは一定期間ごとに自動的に更新されて、より安全な状態を保ちます。入力できる値は、0(更新なし),1〜1440分です。
 
[無線LAN端末(子機)の接続制限]
 無線LAN端末(子機)からの接続を制限する設定を行います。
ESS-IDステルス機能(SSIDの隠蔽) (初期値:使用しない)
  無線LAN端末から無線LANアクセスポイント(親機)を検索したときに本商品のネットワーク名(SSID)が見えないようにする場合は、チェックをします。あらかじめ本商品のネットワーク名(SSID)を知っている無線LAN端末以外からの本商品への接続を制限できます。
   
MACアドレスフィルタリング機能 (初期値:使用しない)
  本商品に設定されているMACアドレスを持つ無線LAN端末以外から本商品への無線LAN接続を制限する場合は、チェックをします。MACアドレスフィルタリング機能を使用する場合は、別途《MACアドレスフィルタリング》画面で無線LAN端末のMACアドレスを設定しておく必要があります。
<ご注意>
  • MACアドレスフィルタリング機能を有効にした状態でらくらく無線スタートすると、エントリが追加されます。

[拡張設定]
 拡張設定を行います。
送信出力 (初期値:100%)
  無線LANの送信出力を選択します。
送信出力を抑えると他のネットワークへの電波干渉を回避できます。
下記の4つの出力から選択してください。
  • 100%
  • 50%
  • 25%
  • 12.5%
   
プロテクション機能 (初期値:使用しない)
  無線LAN子機との通信にRTS/CTSフロー制御を行う場合に有効にします。接続する無線LAN子機が少ない場合や、周囲に他の無線LAN親機が存在しない場合には「使用しない」に設定してください。他の無線LAN子機が多い場合や、他の無線LAN親機が存在する場合には「使用する」を選択することにより、無線LAN通信速度が向上する場合があります。
   
無線優先制御機能(初期値:使用する)
  無線LAN通信の優先制御機能を有効にします。WMM(Wi-Fi Multimedia)方式に、原則として準拠した機能です。

<ご注意>
  • 無線優先制御機能を使用しない場合、Draft IEEE802.11nは使用できません。

IPv6マルチキャスト(初期値:ストリーミングのみ転送しない)
  IPv6マルチキャストパケットの取扱方法を設定します。
利用するには「基本設定」-「基本設定」の[IPv6ブリッジ]が、「使用する」となっている必要があります。また合わせて、[マルチキャスト伝送速度(Mbps)]の設定値を変更する必要があります。

  • ストリーミングのみ転送しない
    IPv6マルチキャストストリーミングサービスを、無線LANでは利用しない場合に選択します。

  • すべて転送する
    IPv6マルチキャストストリーミングサービスを、無線LANで利用する場合に選択します。

   
マルチキャスト伝送速度(Mbps)
  無線LANのマルチキャストを伝送する速度を指定します。マルチキャストストリーミングサービスを利用する場合には、伝送速度の値を変更する(上げる)必要があります。ご利用になるストリーミングサービスの伝送速度に合わせて本設定値も変更してください。

(2.4GHz) 1/2/5.5/6/9/11/12/18/24/36/48/54
(5GHz)  6/9/12/18/24/36/48/54
 
DTIM(回)(初期値:1)
無線LANのDTIM値を設定します。
Beaconに含めるDTIMの間隔を入力します。DTIM値の間隔はパワーセーブモードの無線LAN端末(子機)の動作に影響します。通常は、初期値のままで使用してください。入力できる値は、1〜10回です。
本設定はプライマリSSID側に有効です。
 
<ご注意>
  • 他社製 Draft IEEE802.11n対応無線LANカードとの接続は保証しておりません。

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