無線LANアクセスポイントモードとローカルルータモードの使い分け
無線LAN アクセスポイントモードとローカルルータモードでは次のような違いがあります。
ルータタイプのブロードバンドモデムをお使いの場合は、お使いの環境に合わせて、それぞれのモードをお使いください。

■無線LAN アクセスポイントモードとローカルルータモードの使い分け
  お勧めの環境 制限事項など
ルータ機能(パケットフィルタ、ポートマッピングなど) 親機の設定(「クイック設定Web」など)
無線LANアクセスポイントモード ルータを多重化することにより回線が持つスループットを十分に引き出せない場合。 親機のルータ機能は停止されます。ブロードバンドモデムのルータ機能をご利用いただけます。 設定した親機のIPアドレスを指定する必要があります。
ローカルルータモード ルータを多重化接続してセキュリティを高めたい場合。無線LAN のモードやセキュリティを頻繁に切り替えたい場合。 親機のルータ機能をご利用いただけますが、ブロードバンドモデムと設定が競合するため、正しく動作しない場合があります。 設定を行えます。
WAN側に接続するルータのIPアドレスが「192.168.10.1」の場合は、親機のIPアドレスを変更する必要があります。
PPPoE機能について
フレッツ・ADSL、BフレッツなどPPPoEブリッジタイプのブロードバンドモデムと接続する場合に設定します。

<無線LANアクセスポイントモードに設定(ルータ機能を停止)した場合のご注意>
  • 無線LANアクセスポイントモードで、「らくらく無線スタート」を行う場合は、必ず、ブロードバンドモデムなどDHCPサーバ機能を持った機器を本商品に接続した状態で行ってください。

  • 無線LANアクセスポイントモードで、「クイック設定Web」を開く場合は、「http://aterm.me/」およびデスクトップの[クイック設定Web]アイコンから開くことはできません。
  無線LANアクセスポイントモードでの「クイック設定Web」の開き方は下記のとおりです。
 
1. 本商品が接続しているネットワークのアドレス体系を確認して控えておく
ネットワークのアドレス体系は次の方法で確認できます。
(Windows 8/7/Windows Vistaの場合)
(1) [スタート]画面上で右クリックして[すべてのアプリ]をクリックし、[アプリ]画面にある[コマンドプロンプト]をクリックする
Windows 7/Windows Vistaの場合は、[スタート](Windowsのロゴボタン)-[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[コマンドプロンプト]をクリックします。
(2) 「ipconfig /all」と入力して、[Enter]キーを押す
(3) 表示されたIPv4アドレスを確認する
2. WWWブラウザを起動する
3. アドレス欄に「http://192.168.X.210/」を入力して、「クイック設定Web」のページを開く
「192.168.X」は1.で確認したネットワークのアドレス体系です。
1.で確認したアドレスが「192.168.1.3」の場合
  →「http://192.168.1.210」と入力する
1.で確認したネットワークのアドレス体系が「192.168.X」でない場合は、本商品の初期アドレス「192.168.1.210」を入力してください。
IPアドレスの競合などにより、IPアドレス自動補正機能を外して本商品のIPアドレスを変更した場合は、変更したIPアドレスを入力してください。
アドレス欄に「http://aterm-XXXXXX/」(XXXXXX は本商品のラベルに記載のWAN側MACアドレスの下6桁)と入力しても起動できる場合があります。
4. 「管理者パスワードの初期設定」画面が表示された場合は、画面にしたがって管理者パスワード(任意の文字列)を決めて、控えておく
管理者パスワードは、無線LANアクセスポイント(親機)を設定する場合に必要となりますので、控えておいてください。忘れた場合は、設定画面を開くことができず、無線LANアクセスポイント(親機)を初期化してすべての設定がやり直しになります。
5. 4.で控えた管理者パスワードを画面に入力し、[設定]をクリックする
6. ユーザー名とパスワードを入力する
ユーザー名には「admin」と半角小文字で入力し、パスワードには4.で控えた管理者パスワードを入力してください。
7. [OK]をクリックする
「クイック設定Web」が表示されます。
 
 
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