DHCPサーバ機能(DHCPv4サーバ)

DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ機能により、LAN上のパソコンなどが起動すると、その都度、IPアドレスなどのネットワーク利用に必要な設定情報を、各パソコンなどに自動的に割り当てます。
これにより、各クライアントでネットワークの詳細な設定を行わなくても、LANやインターネットに接続することができます。

◆参考◆

  • 本商品のWAN側からドメイン名を取得した場合は、子機に取得したドメインを通知します。WAN側からドメインを取得できなかった場合は通知しません。

設定を行う前に

  • ACTIVE ランプが緑点灯または消灯している(PPPoE ルータモードまたはローカルルータモードに設定されている)ことをご確認ください。 そうでない場合は、「動作モードを変更する」を参照し、本商品をPPPoE ルータモードまたはローカルルータモードに設定してください。

設定手順

説明で使用している画面は一例です。OS、WWWブラウザの種類など、ご利用の環境によっては表示内容が異なる場合があります。

● DHCPサーバ機能の設定をする

◆注意◆

  • 通常、本機能を使用する場合は、初期値のままでお使いください。設定を間違えると子機との通信ができなくなります。

◆参考◆

  • 本商品は、工場出荷状態および初期化後の状態で本機能が使用できる設定になっています。

● 特定の子機に常に同じIPアドレスを割り当てるようにする(DHCP固定割当設定)

DHCPサーバ機能の設定をする

クイック設定Webで設定します。

1.
ホーム画面の[詳細な項目を表示]をクリックします。

設定画面イメージ

2.
「詳細設定」-「IPv4LAN側設定」をクリックします。

設定画面イメージ

3.
設定値を選択・入力したあと、[設定]をクリックします。

設定画面イメージ

  • DHCPサーバ機能 (初期値:ON)

    本商品のDHCPサーバ機能を使用するかどうかを選択します。

    • ON
      本商品のDHCPサーバ機能が有効になります。
    • OFF
      本商品のDHCPサーバ機能が無効になります。
      LAN側に別のDHCPサーバがある場合や、DHCPを使用せずに運用する場合に選択します。
  • リースタイム(時間)  (初期値:24)

    本商品の子機に配布したIPアドレスの有効時間(時間)を入力します。

  • DHCP割当アドレス (初期値:192.168.10.101-192.168.10.200)

    本商品の子機に配布するIPアドレスの範囲を入力します。

4.
下の画面が表示されたら、内容をよく読んで[OK]をクリックします。

設定画面イメージ

特定の子機に常に同じIPアドレスを割り当てるようにする

機能別設定ガイドのDHCP固定割当設定手順を参照してください。 (2016年12月現在)

使いかた

IPアドレスの払い出し状況を確認する

本商品のDHCPサーバ機能が払い出しているIPアドレスと割り当てられている端末を「子機情報」で確認できます。

◆補足◆

  • 本機能は、本商品がPPPoEルータモードまたはローカルルータモードの場合に使用することができます。ブリッジモードでは使用できません。

説明で使用している画面は一例です。OS、WWWブラウザの種類など、ご利用の環境によっては表示内容が異なる場合があります。

クイック設定Webで確認します。
1.
ホーム画面の[詳細な項目を表示]をクリックします。

設定画面イメージ

2.
「情報」-「子機情報」をクリックします。

設定画面イメージ

3.
IPアドレスの払い出し状況が表示されます。

設定画面イメージ

うまく動作しない場合は