無線LAN設定-無線LAN詳細設定(2.4GHz)
無線LANの詳細設定を行います。
2.4GHzモードには2つのネットワーク、「SSID(2.4GHz)」、「WEP専用SSID」があります。それぞれのネットワークに対して、異なるセキュリティ設定(暗号化機能、ESS-IDステルス機能、MACアドレスフィルタリング機能)ができます。(マルチSSID)
マルチSSIDについて詳細は こちら
 ※「クイック設定Web」画面に表示されているボタンについての説明は こちら

■無線LAN詳細設定(2.4GHz)
画面例
(画面は「対象ネットワークを選択」で「SSID(2.4GHz):WARPSTAR-g-XXXXXX」を選択した場合の例です)

対象ネットワークを選択
  設定を行うネットワーク名(SSID)を選んで[選択]をクリックします。

[無線LANアクセスポイント(親機)設定]
本商品に関する設定を行います。
無線機能 (初期値:SSID(2.4GHz)では「使用する」、WEP専用SSIDでは「使用しない」)
  WEP専用SSIDのネットワークに対してのみ設定することができます。
WEP専用SSIDのネットワークを使用する場合は、チェックしてください。
 
<ご注意>
  • WEP専用SSIDの無線機能を停止した状態で、802.11bのみ対応の無線LAN端末(子機)でらくらく無線スタートを実行した場合、無線LANは使用できません。この場合、WEP専用SSIDの無線機能を「使用する」に設定変更していただくか、らくらく無線スタートを使用せず、手動でSSID(2.4GHz)の無線LAN設定をしてください。
 
ネットワーク名(SSID)
 
SSID(2.4GHz) (初期値:本商品のラベルに記載。WARPSTAR-g-XXXXXX)
WEP専用SSID (初期値:WARPSTAR-gw-XXXXXX)
  無線LANのネットワーク名(SSID)を入力します。半角英数字、-(ハイフン)、_(アンダースコア)を使用して32文字以内で入力してください。
   
オートチャネルセレクト機能 (初期値:使用する)
SSID(2.4GHz)/WEP専用SSID共通の設定です。
WEP専用SSIDでは設定を変更できません。

2.4GHz帯で電波状態の良いチャネルを自動選択します。
   
デュアルチャネル機能 (初期値:使用する(自動切替))
SSID(2.4GHz)/WEP専用SSID共通の設定です。
WEP専用SSIDでは設定を変更できません。

デュアルチャネル機能を使用すると、20MHzバンドの通信チャネルを2チャネル分利用し、20MHzバンド比約2倍の高速通信ができます。
  • 使用する(自動切替)
    周囲の電波状況によってデュアルチャネル機能を使用する/しないを自動選択します。

  • 使用する(優先)
    優先してデュアルチャネル接続になります。なお、デュアルチャネルに対応していない子機との通信は20MHzバンドの通信となります。

  • 使用しない
    デュアルチャネル機能を使用しません。
 
<ご注意>
  • ご利用環境によっては、40MHz/20MHzモードが自動で切り替わるため、デュアルチャネルを「使用する」に設定しても、20MHzで接続される場合があります。
 
使用チャネル
 

SSID(2.4GHz)/WEP専用SSID共通の設定です。
WEP専用SSIDでは設定を変更できません。

「オートチャネルセレクト機能」の「使用する」のチェックを外した場合に設定できます。
無線LAN(2.4GHz帯)で使用するチャネルを選択します。
1〜13チャネルの間で設定できます。
干渉低減や周波数利用効率向上のため、1,6,11チャネルのいずれかに設定することを推奨します。
「デュアルチャネル機能」で「使用する」に設定した場合には、選択可能チャネルは、デュアルチャネルで指定可能なチャネルに変更されます。

電波干渉がある場合には、使用する無線チャネル番号を変更してください。
複数のアクセスポイントを設置する場合には、チャネル番号を変更してください。
各アクセスポイントが異なるチャネル番号を使用することによって、無線のトラフィックの負荷を軽減できます。

 
ネットワーク分離機能 (初期値:SSID(2.4GHz)では「使用しない」、WEP専用SSIDでは「使用する」)
ネットワーク分離機能を使用する場合はチェックします。

ネットワーク分離機能の詳細は こちら
 
SSID内分離(セパレータ) (初期値:SSID(2.4GHz)では「使用しない」、WEP専用SSIDでは「使用する」)
「ネットワーク分離機能」の「使用する」にチェックした場合に設定できます。
「使用する」に設定すると、対象ネットワーク(設定中のネットワーク名(SSID))に接続している無線LAN端末(子機)は、本商品のWAN側へのアクセスのみ可能になります。
ネットワーク分離機能のみを使用する場合に加え、同一ネットワークの他の無線LAN端末(子機)にもアクセスできなくなります。
 
 
[暗号化]
暗号化に関する設定を行います。
暗号化モード (初期値:SSID(2.4GHz)では「WPA/WPA2-PSK(AES)」、WEP専用SSIDでは「WEP」)
  暗号化モードを選択します。暗号化モードを設定すると無線LANでの送受信データが暗号化され、第三者に傍受されにくくなります。

SSID(2.4GHz)
  • 暗号化無効
    無線の暗号化をしません。

  • WPA/WPA2-PSK(TKIP)
    無線LAN端末(子機)別にWPA-PSK(TKIP)、WPA2-PSK(TKIP)モードから、対応している暗号化方式を自動選択します。

  • WPA/WPA2-PSK(AES)
    無線LAN端末(子機)別にWPA-PSK(AES)、WPA2-PSK(AES)モードから、対応している暗号化方式を自動選択します。

  • WPA2-PSK(AES)
    WPA2-PSK(AES)モードを使用します。

  • WPA-PSK(AES)
    WPA-PSK(AES)モードを使用します。
  WPA-PSK(AES)、WPA2-PSK(AES)が設定されている場合のみIEEE802.11nによる高速通信が可能です。

WEP専用SSID
  • WEP
    WEPモードに設定されています。変更できません。
   
暗号強度 (初期値:128bit)
  WEPを利用する場合は、暗号強度を選択します。
64bit<128bitの順で解読されにくくなりますが、本商品と通信する無線LAN端末(子機)も同じ暗号強度に対応している必要があります。暗号化キー1〜4番は、すべて同じ暗号強度になります。
   
指定方法 (初期値:英数字(13桁))
  WEPを利用する場合の、暗号化キー(解読パスワード)の指定方法を選択します。本商品と通信する無線LAN端末(子機)も同じ指定方法で設定する必要があります。暗号化キー1〜4番は、すべて同じ指定方法になります。
「暗号強度」で「64bit」を選択した場合

「英数字(5桁)」 :半角5文字の0〜9、a〜z、A〜Zで構成される文字列
「16進数(10桁)」:半角10文字の16進数(0〜9、a〜f、A〜Fで構成される文字列)

「暗号強度」で「128bit」を選択した場合
「英数字(13桁)」:半角13文字の0〜9、a〜z、A〜Zで構成される文字列
「16進数(26桁)」:半角10文字の26進数(0〜9、a〜f、A〜Fで構成される文字列)
   
使用する暗号化キー番号(キーインデックス)(初期値:1番)
  WEPを利用する場合は、1〜4番でどの暗号化キーを使用するかを設定します。
暗号化キーは、本商品と同じ文字列を使っている無線LAN端末(子機)の間でのみ、互いに通信できます。
暗号化を行うときは、接続している無線LAN端末(子機)に、本商品と同じ暗号化キー番号かつ、同じ暗号化キーを設定してください。
 
暗号化キー(WEPキー)1〜4番
WEPを利用する場合の暗号化キーを入力します。
暗号化キーは、4種類登録できます。
「指定方法」で選択した桁数の文字を入力します。
文字の種類は、英数字を選択した場合は、0〜9、a〜z、A〜Zで構成される半角文字、16進数を選択した場合は、0〜9、a〜f、A〜Fで構成される半角文字を指定します。
暗号化キーは、同じ文字列を使っている本商品(親機)と無線LAN端末(子機)の間でのみ、互いに通信できます。
暗号化キーの文字列は、たやすく推測されない文字列で設定してください。
暗号化を行うときは、接続している無線LAN端末(子機)に、本商品(親機)と同じ暗号化キー番号(キーインデックス)、かつ同じ暗号化キーを設定してください。
 
WPA暗号化キー(PSK) (初期値:本商品のラベルに記載の暗号化キー13桁)
WEP以外を利用する場合の暗号化キーを入力します。
暗号化を設定するときは、接続している無線LAN端末(子機)に、本商品と同じ暗号化キーを設定してください。
8〜63桁の英数記号または64桁の16進数を入力します。

暗号化キーに使用できる文字は以下のとおりです。
・8〜63桁の場合:英数記号(0〜9、a〜z、A〜Z、下表の記号)
※「」(バックスラッシュ)はパソコンによっては、「」と表示されます。

・64桁の場合:16進数(0〜9、a〜f、A〜F)
 
暗号化キー更新間隔(分)(初期値:30(分))
WEP以外を利用する場合は、暗号化キーの更新間隔(分)を入力します。WPA-PSKでは、暗号化キーは一定期間ごとに自動的に更新されて、より安全な状態を保ちます。入力できる値は、0(更新なし)、1〜1440分です。
 
[無線LAN端末(子機)の接続制限]
無線LAN端末(子機)からの接続を制限する設定を行います。
ESS-IDステルス機能(SSIDの隠蔽) (初期値:SSID(2.4GHz)では「使用しない」、WEP専用SSIDでは「使用する」)
 

無線LAN端末(子機)から本商品を検索したときに本商品のネットワーク名(SSID)が見えないようにする場合は、チェックします。あらかじめ本商品のネットワーク名(SSID)を設定した無線LAN端末(子機)以外からの本商品への接続を制限できます。

WEP専用SSIDでは設定を変更できません。

 
本機能を「使用する」に設定すると、子機によっては、本商品と接続できない場合があります。その場合は、「使用しない」に設定して接続してみてください。
   
MACアドレスフィルタリング機能 (初期値:使用しない)
 

本商品に設定されているMACアドレスを持つ無線LAN端末(子機)以外から本商品への無線LAN接続を制限する場合は、チェックします。MACアドレスフィルタリング機能を使用する場合は、「MACアドレスフィルタリング」で無線LAN端末(子機)のMACアドレスを設定しておく必要があります。

WEP専用SSIDでは設定を変更できません。

 
MACアドレスフィルタリング機能の詳細は こちら
<ご注意>
  • MACアドレスフィルタリング機能を有効にした状態でらくらく無線スタートやWPSを実行すると、自動でMACアドレスエントリに追加されます。(WPS設定(PIN方式)で無線LAN端末(子機)の無線LAN設定を本商品に設定する場合を除く)

[拡張設定]
拡張設定を行います。
送信出力 (初期値:100%)
 

SSID(2.4GHz)/WEP専用SSID共通の設定です。
WEP専用SSIDでは設定を変更できません。

無線LANの送信出力を選択します。
送信出力を抑えると他のネットワークへの電波干渉を回避できる場合があります。
下記の4つの出力から選択してください。

  • 100%
  • 50%
  • 25%
  • 12.5%
   
プロテクション機能 (初期値:使用しない)
  SSID(2.4GHz)/WEP専用SSID共通の設定です。
WEP専用SSIDでは設定を変更できません。

無線LAN端末(子機)との通信にRTS/CTSフロー制御を行う場合に有効にします。接続する無線LAN端末(子機)が少ない場合や、周囲に他の無線LANアクセスポイント(親機)が存在しない場合には「使用しない」に設定してください。それ以外の場合、「使用する」に設定することにより、無線LAN通信速度が向上する場合があります。
 
IPv6マルチキャスト (初期値:ストリーミングのみ転送しない)
  (「ストリーミングのみ転送しない」に設定され、変更できません)
 
マルチキャスト伝送速度(Mbps)(初期値:1)
  SSID(2.4GHz)/WEP専用SSID共通の設定です。
WEP専用SSIDでは設定を変更できません。

無線LANのマルチキャストを伝送する速度を指定します。マルチキャストストリーミングサービスを利用する場合には、伝送速度の値を変更する(上げる)必要があります。ご利用になるストリーミングサービスの伝送速度に合わせて本設定値も変更してください。
  • 1/2/5.5/6/9/11/12/18/24/36/48/54
   
DTIM(回)(初期値:1)
SSID(2.4GHz)/WEP専用SSID共通の設定です。
WEP専用SSIDでは設定を変更できません。

無線LANのDTIM値を設定します。
Beaconに含めるDTIMの間隔を入力します。DTIMの間隔はパワーセーブモードの無線LAN端末(子機)の動作に影響します。通常は、初期値のままで使用してください。入力できる値は、1〜10回です。
 
<ご注意>
  • 他社製子機との接続は保証しておりません。
 

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