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ホーム > お知らせ > 新IEEE802.11a(国際分配チャネル)に対応したトリプルワイヤレスブロードバンドルータ「AtermWR7850S」「AtermWR6650S」 を発売 |
2005/07/07
新IEEE802.11a(国際分配チャネル)に対応したトリプルワイヤレスブロードバンドルータ |
WR7850S | WR6650S | WL54SC |
商品名 | 型番 | 出荷開始予定日 | 備考 |
IEEE802.11a(W52/W53)/11b/11g同時利用トリプルワイヤレスブロードバンドルータ | |||
AtermWR7850S | PA-WR7850S/B | 7月下旬 | 単体モデル |
AtermWR7850Sワイヤレスセット (SC) | PA-WR7850S/SC | カード子機「WL54SC」セットモデル | |
IEEE802.11a(W52/W53)⇔11b/11g切替利用トリプルワイヤレスブロードバンドルータ | |||
AtermWR6650S | PA-WR6650S/B | 7月下旬 | 単体モデル |
AtermWR6650Sワイヤレスセット (SC) | PA-WR6650S/SC | カード子機「WL54SC」セットモデル | |
IEEE802.11a(J52/W52/W53)/11b/11g対応カード子機 | |||
AtermWL54SC | PA-WL/54SC | 7月下旬 |
新商品の主な特長は以下のとおりです。
1. | 新11a(W52/W53)対応のトリプルワイヤレスブロードバンドルータ「AtermWR7850S」「AtermWR6650S」 |
11aの新チャネル(W52/W53)の8チャネルに対応(注2)しており、11b、11gで利用可能な13チャネルとあわせて、計21チャネルの中から、利用環境や電波状況にあわせて最適なチャネルを選択できます。 特にWR7850Sは、11aと11b/11gの同時利用ができますので、11a、11b、11gの子機が混在した環境でも使用が可能です。 |
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2. | 新11a(W52/W53)&従来11a(J52)両対応のフラットタイプカード子機「AtermWL54SC」 |
11aの新チャネル(W52/W53)だけでなく従来チャネル(J52)にも対応し、11b、11gを含めたいずれの規格/チャネルで運用されているアクセスポイントにも接続できる便利なカード子機です。 アンテナ部分(パソコン装着時にPCカードスロットから出る部分)をフラット化し、他のPCカードの脱着を妨げることなく利用できます。同時にアンテナ部分の面積を、当社従来機「AtermWL54AG」との比較で約60%コンパクト化しており、使用にあたって邪魔になりません。 |
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3. | ボタン操作で無線LAN設定が可能な"らくらく無線スタート"を搭載 |
無線LAN接続設定(SSIDおよび暗号化キーなどの設定)(注3)を、親機側のボタン操作で自動的に行える「らくらく無線スタート」を搭載。設定に不安のあるユーザでもボタンを押すだけで、判断に戸惑うことなく、安全に無線LANを利用することが可能です。 また、Windows(R) XP Service Pack 2を搭載した無線LAN内蔵パソコン(注4)との組み合わせでも、親機側の「らくらくスタートボタン」によって設定することができます。本年4月以降発売のNEC製ノートパソコン「LaVie」シリーズの無線LAN内蔵モデルでは、「らくらく無線スタートEX」ユーティリティを収録し出荷しており、より簡単に設定することが可能です。 |
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4. | アセロス・コミュニケーションズ社の無線LAN高速化技術「Super AG (TM)」および長距離化技術「XR (TM)」に対応 |
米アセロス・コミュニケーションズ社の無線LAN高速化技術「Super AG (TM)」、長距離化技術「XR (TM)」を採用。WL54SCからWR7850S/WR6650Sへの接続時はもちろん、「Super AG (TM)」「XR (TM)」対応の無線LAN内蔵パソコン等からの接続時においても、より高速な実効スループット/より長距離での安定した通信を実現します。 |
現在販売中の従来の11aチャネル(J52)に対応したトリプルワイヤレスブロードバンドルータ「AtermWR7800H」「AtermWR6600H」、およびカードタイプ子機「AtermWL54AG」についても、従来チャネル対応製品の買い替え/買い増しニーズに応えるため、当面のあいだ、販売を継続いたします。
また、これらの製品に関する新11aチャネルへのバージョンアップ対応を、オンラインでの無償アップデートにより、今年9月以降に順次実施する予定(注5)です。
注1: | 5.3GHz帯の4チャネルにおいては、気象レーダとの電波干渉を回避するため、アクセスポイントの利用チャネルを自動的に変更する「DFS(Dynamic
Frequency Selection)」の搭載が義務づけられており、当該チャネル利用時には次の制限事項が発生します。 ・レーダー波検出のため、通信開始前に1分間の待機時間が発生し、その間は無線LAN通信を行えない。 ・通信中にレーダー波を検出した場合、チャネルの自動変更のため通信が中断される場合がある。 |
注2: | WR7850S/WR6650Sは従来チャネル(J52)には非対応のため、従来チャネル(J52)のみに対応した子機や無線LAN内蔵パソコンとは通信できません。ただし、それらの機器側でのバージョンアップにより、接続可能となる場合があるます。 |
注3: | 無線LANアクセスポイント(親機)の暗号化キーの出荷時設定は「128bitWEP」モードであり、親機ごとに異なるSSIDとWEPキーが設定済で出荷されます。 |
注4: | 添付の「らくらく無線スタートEX」ユーティリティを用います。無線LAN内蔵パソコンの動作確認済機種は「らくらく無線スタートEX動作確認情報」を参照。 |
注5: | バージョンアップでは新周波数帯を利用するチャネル(W53)への対応はできません。バージョンアップの詳細については「新5GHz帯対応 IEEE802.11aが変わる!」を参照。 |
なお、文中の「J52」「W52」「W53」という表現は、11aの従来チャネルと新チャネルを分かりやすく示す呼称として、JEITA(社団法人電子情報技術産業協会)で推奨されているものです。
タイプ | チャネル | 周波数帯域 | 備考 |
J52 | 34,38,42,46ch | 5.2GHz帯(5150-5250MHz) | 従来の11aのチャネル |
W52 | 36,40,44,48ch | 5.2GHz帯(5150-5250MHz) | 従来の11aの周波数を10MHzずらした、諸外国と同じ割当の新チャネル |
W53 | 52,56,60,64ch | 5.3GHz帯(5250-5350MHz) | 新たに11aで利用可能となる新チャネル |
詳しくはAtermWR7850S/WR6650Sの製品情報ページ、および新11a特集ページをご覧ください。
◎ 特集「新5GHz帯対応 IEEE802.11aが変わる!」
・ 「Aterm」および「WARPSTAR」は、日本電気株式会社の登録商標です。 ・ 「らくらく無線スタート」は、NECアクセステクニカ株式会社の登録商標です。 ・ 「トリプルワイヤレス」は、NECパーソナルプロダクツ株式会社の登録商標です。 ・ 「Windows」は米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。 ・ 「Super AG」「XR」は、Atheros Communications, Inc. の商標です。 |