2010/06/03
回線側も宅内側も無線接続でインターネットが利用できる
ダブルワイヤレスのホームWiMAXルータ「AtermWM3400RN」を発売
ＮＥＣならびにＮＥＣアクセステクニカはこのたび、WiMAXサービス（注1）に対応することで、回線工事をすることなくインターネット接続が可能となるIEEE802. 11n/11b/11g無線LAN機能を内蔵した、ホームWiMAXルータ「AtermWM3400RN」を商品化しました。
| 品名 |
型番 |
| AtermWM3400RN |
PA-WM3400RN(AT) |
「AtermWM3400RN」は、宅内でWiMAXサービスをブロードバンド回線として使用することを想定したホームWiMAXルータです。WiMAXサービスは、DSL回線並みの下り最大40Mbps上り最大10Mbpsの高速通信が可能です（注2）。
また、11n/11b/11g無線LAN機能を内蔵しているため、WiMAXサービスの１回線契約で、パソコン、ネットワーク対応テレビ、無線LAN対応携帯電話、ゲーム機など複数の機器をインターネットへ接続することができます。
これまで無線LANは、宅内において、インターネット回線の引き込み口が限られていることによる、インターネット利用場所の制限を解消する手段として普及してきました。本商品は、回線側も、宅内側も共に、ケーブル不要でインターネットへの接続が可能な「ダブルワイヤレス」という新しい利用シーンを創造します。また、LANポートを備えており、有線LANでの接続も可能です。
本商品では、購入後にオンライン上で回線契約ができるため、回線用モデム等の機材の用意や回線工事が不要で、容易にインターネットが利用できます。これにより、家庭での利用だけでなく、一時的にネットワーク環境が必要な工事事務所などの回線の引き回しが出来ないロケーションでも、手軽にインターネットを利用することが可能です。
新商品の特長
- 場所を取らないコンパクトな据え置き型のホームWiMAXルータ
- WiMAXサービスにオンラインで契約。WiMAXの通信状態を本体のLEDランプで確認可能。
- コンパクトサイズ（約67(W)×35(D)×94(H)mm）で、壁掛け利用も可能。
- ＮＥＣの無線LANルータ「Atermシリーズ」で培った多彩な機能を持つプラットフォームを採用
- 業界トップクラスの出荷台数シェアを誇るAtermシリーズに搭載されているプラットフォームを採用。不正アクセス防止機能、悪質サイトブロック（注３）など家庭用ルータに必要な標準的な機能から、VPNパススルーなど多彩な機能を搭載。
- 高速無線通信が可能な11nを搭載し、安心のセキュリティ機能や簡単設定機能も搭載
- 宅内側では、無線LANの通信規格、11n/11b/11gを採用。また、マルチSSID機能を搭載することで、暗号化方式が異なる無線LAN機器の混在利用が可能となり、さらにネットワーク分離機能によりセキュリティも安心。セキュリティ設定を含む無線LAN接続設定はボタン操作だけで簡単に設定できる「らくらく無線スタート（注４）」に対応。
- スイッチ操作で、無線LANの停止が可能
- 有線LANを利用し、無線LANでの通信が不要の際などは、スライドスイッチで容易に無線LANの停止が可能。
ＮＥＣおよびＮＥＣアクセステクニカは、現在利用エリアが拡大しつつあるWiMAXサービスを、より便利に利用できる環境を提供するため、今後ともWiMAXサービス事業者などへ、機器や通信モジュールの提供をおこなってまいります。
注記
- （注１）ＵＱコミュニケーションズ株式会社および、ＢＩＧＬＯＢＥなどのＵＱモバイルWiMAX網を利用したMVNO（仮想移動体通信事業者）が提供するWiMAXサービス。別途契約が必要となります。
- （注２）表記の通信速度はモバイルWiMAXシステムの理論上の最大速度であり、お客様の実利用速度を示すものではありません。実際の通信速度は電波状況や回線の混雑状況、ご利用端末によって異なります。また、サービスエリア内でも電波が伝わりにくい場所（屋内、車中、地下、トンネル内、ビルの陰、山間部など）では、通信ができない場合や通信速度が低下する場合があります。また、高層ビル・マンションなどの高層階で見晴らしのよい場所であってもご使用になれない場合があります。
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（注３）「インターネット悪質サイトブロックサービス」は、ネットスター株式会社が提供する有償サービス（3,150円/年間(税込)2010年6月現在）です。安心効果を確かめられる60日間無料体験をご用意しています。なお、本サービスの利用の結果について当社は責任を負いかねます。
- （注４）ボタンを押すだけで、SSIDや暗号化キーを含む設定情報を子機側に転送して自動設定を行います。プライマリSSIDにはAESモード、セカンダリSSIDにはWEPモードが暗号化キーとして設定済。また、ＷＰＳにも対応。
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