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IPv6を高速化する「IPv6 High Speed」搭載のWi-Fiホームルータ スタンダードモデル「Aterm WG2600HS」 を発売
〜「ハイパワーシステム」により、安定する通信エリアを拡大〜

2019/01/15

 NECプラットフォームズは、Wi-Fi規格IEEE802.11acの4ストリームに対応したWi-Fiホームルータのスタンダードモデル「Aterm WG2600HS」を1月24日より発売します。

 新商品は、「IPv6 IPoE」(注1)および「IPv4 over IPv6」(注2)に対応し、インターネット回線が混み合う時間帯でも快適な通信が可能になる他、NECが独自に搭載した「IPv6 High Speed」により、さらなる高速通信を実現します。(注3)
 また、無線性能を大幅に向上させた「ハイパワーシステム」(注4)により、安定した通信を実現するエリアを拡大します。(注5)
 

 NECプラットフォームズは、今後もAtermの通信性能の向上、機能の充実、環境対応等、ワイヤレスネットワーク環境の高度化を通じて、安心して快適で豊かな社会の実現に貢献してまいります。  

    WG2600HS製品写真            
    Aterm WG2600HS      

※写真はイメージです。サイズは 製品「仕様」ページ にてご確認をお願いいたします。


【価格、発売時期】

品  名 型 番 販売価格 販売開始
(予定)
備 考
Aterm WG2600HS PA-WG2600HS オープン価格 1月24日(木) 「親機」・「子機」・「中継機」で利用可能



【4ストリームモデルの比較】
現行商品
新商品
現行商品
プレミアムモデル
スタンダードモデル
無線LAN仕様
1733Mbps (5GHz) +800Mbps (2.4GHz)※1
1733Mbps (5GHz) +450Mbps (2.4GHz)
有線LAN仕様
1000Mbps×4
IPv6 IPoE・IPv4 over IPv6
IPv6 High Speed
※2
ハイパワーシステム
オートチャネルセレクト
※3
※4
※3
バンドステアリング
ビームフォーミング
MU-MIMO

  • ※1 11nを800Mbpsにて通信する場合は、子機がデジタル変調方式の256QAMに対応している必要があります。
  • ※2「IPv6 High Speed」は、ファームウェア更新が必要な場合があります。(ファームウェアは2018年10月15日公開済み)
  • ※3 動作中のチャネル切替に対応します。(5GHz帯+2.4GHz帯;WG2200HPは2.4GHz帯のみ)
  • ※4 動作は起動時のみです。

特 長

  1. 1.「IPv6 High Speed」により、最新のインターネット接続方式IPv6をさらに高速化
    従来のIPv4通信では、使用する時間帯等によってインターネット回線が混み合い、通信が遅くなっていましたが、新たな通信経路を使用する「IPv6 IPoE」に対応することで、通信速度の向上が図れます。LAN側の端末がIPv4対応の場合でも「IPv4 over IPv6」を使えば、混雑を避けた高速通信が可能(注6)です。また、内部のパケット転送を高速に処理する技術に基づいてNECが独自に搭載した「IPv6 High Speed」により、さらなる高速通信を実現します。(注3)

  2. 2.「ハイパワーシステム」により、安定した通信を実現するエリアを拡大
    無線回路、無線制御等の各設計をゼロベースから見直した「ハイパワーシステム」により、通信が安定する一定の電波強度以上のエリアが、従来モデル(Aterm WG2200HP)比で最大約18%拡大しました。これにより、動画等を快適に視聴できるエリアが広がります。

  3. 3.Wi-Fi端末に向けて電波を集中送信し、高速通信を実現
    Wi-Fi端末の位置を検知して、それに向けて集中して電波を送信するビームフォーミング機能により、高速通信を実現します。また、本機能を応用したMU-MIMO(注7)に対応することで、複数のWi-Fi端末を同時に、かつ快適に利用することが可能です。(注8)

NECグループは、安全・安心・効率・公平という社会価値を創造する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進ICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。


注記

  • (注1) NTT東日本・NTT西日本が提供する次世代のインターネット接続サービスです。
  • (注2) 「MAP-E(v6プラス)」や「DS-Lite(transix)」等のIPv6移行技術を使用することにより、IPv6ネットワークを経由してIPv4通信を
      実現する方式です。
  • (注3) 当社での適用評価結果です。
  • (注4) 無線パターンロス軽減によるノイズ削減、制御チューニングの最適化などにより通信エリアの拡大を実現する技術詳細は、各新商品の製
      品情報ページをご参照ください。
  • (注5) 詳細は、製品情報ページをご参照ください。
  • (注6) 動作確認済みのIPv6接続サービス詳細は、「IPv6(IPoE/IPv4 over IPv6)接続確認済みリスト」ページをご参照ください。
  • (注7)MU-MIMOは、時分割多重と異なり、空間分割多重(時間でなく、空間を分割して多重する方式)のため、4台まで同時に通信すること
      が可能です。
  • (注8) 接続するWi-Fi端末もビームフォーミング、MU-MIMOに対応している必要があります。

関連リンク


※ 「Aterm」は、日本電気株式会社の登録商標です。
※ 「Wi-Fi」、「Wi-Fi Alliance」、「Wi-Fi Protected Setup」は、Wi-Fi Allianceの商標または登録商標です。
※ 「v6プラス」は、日本ネットワークイネイブラー株式会社の登録商標(または商標)です。
※ 「transix」は、インターネットマルチフィード株式会社の登録商標です。