用語解説
「つなぎかたガイド」や「機能詳細ガイド」に出てくる通信・ネットワークに 関する用語を中心に解説します。
 
【アルファベット順】
ADSL Asymmetric Digital Subscriber Line の略。
上り方向と下り方向の通信速度が非対称な高速データ通信で、すでに一般家庭に 普及している電話線を使ってインターネットへの高速で安価な常時接続環境を 提供する。
bps bit per second の略。
通信速度の基本単位。秒当たりに伝送されるビット数。
DHCP Dynamic Host Configuration Protocol の略。
端末装置に対し、動的にIPアドレスやネットマスクなどの ネットワーク構成情報を割り当てるための機能。
(TCP/IPを使用する端末装置は、固有の IPアドレスを持つ必要がある。)
DMZ DeMilitarized Zone の略。
不正アクセスを防ぐファイアウォールの内側にあり、 外部(WAN側)とも内部(LAN側 )とも切り離された区域のこと。
DNS Domain Name System の略。
IPアドレスではなく、ドメイン名による伝送経路選択をする機能。
IPアドレス インターネット接続などのTCP/IPを使ったネットワーク上で、コンピュータなどを 識別するための番号。 32bitの値を持ち、8bitずつ10進法で表した数値を、ピリオドで区切って表現する。
(例:192.168.0.10)
IP電話 VoIP技術を利用して、音声データとIPデータの変換を行い、 回線効率や柔軟性の高いIPネットワーク網を 利用する音声電話サービス。
LAN Local Area Network の略。
1つの建物内になどに接続された複数のパソコンやプリンタなどで構成された 小規模なコンピュータネットワーク。
LAND攻撃 「送信元と送信先のIPアドレスおよびポート番号がまったく同じ」という、 通常あり得ないIPパケットを攻撃対象のコンピュータへ送る手法。
ホストがそれ自身にパケットを送っているように見えるので、 対象システムが応答しようとしている間、 システムは使用不可能になってしまう。
MAC
アドレス
ネットワーク上で、機器の区別をつけるために ハードウェア(LANカードなど)につけられた固有のアドレス。
利用者が、このアドレスを決めることはできない。
PING 「ピング」と呼ぶ。
端末間の接続が正常に行なえるかどうかを試験するプログラム。
PPP Point to Point Protocol の略。
遠隔地にある2台のコンピュータを接続するためのプロトコル。 アナログ回線やINSネット64回線を使ってインターネット接続するために使われる。
PPPoE PPP over Ethernet の略。
ADSLなどの常時接続型サービスで使用されるユーザー認証技術。 ETHERNET上でダイヤルアップ接続(PPP接続)と同じように利用者のユーザー名や パスワードのチェックを行う。
PPTP Point to Point Tunneling Protocol の略。
インターネットを使ってVPNを実現するためのプロトコルの1つ。
PPTPでは、PPPをベースにして、データの暗号化、認証、リンクの確立などの 機能を持たせている。
RIP Routing Information Protcol の略。
TCP/IPなどによって構成されるネットワークにおいて、 動的なルーティング制御を行うためのプロトコル。
RIPを使用すると、ルータがネットワークの切断 (隣接ルータの故障、ケーブルの断線等を含む)を 自動的に検出し、別ルートを通れるようにルーティング情報を更新できる。
ユーザーが、意識することなく最短ルートでのルーティングが行われる。
TCP/IP Transmission Control Protocol/Internet Protocol の略。
インターネットやLANで一般的に使われているプロトコル。
UPnP Universal Plug and Play の略。
パソコンや周辺機器、AV機器、電話、家電製品などの機器をネットワークを 通じて接続し、相互に機能を提供しあうための技術仕様のこと。
VoIP Voice over IP の略。
音声データをIPネットワーク上でやりとりするための技術。
VPN Virtual Private Network の略。
インターネットを経由するにもかかわらず、拠点間を相互接続し、 安全な通信を可能にするセキュリティ技術によって構築された、 仮想プライベートネットワークのこと。
10BASE-T Ethernetの通信方式の1つ。10Mbpsの伝送速度を持つ。
ツイストペアケーブルを使用する。
100BASE-TX Ethernetの通信方式の1つ。100Mbpsの伝送速度を持つ。
 
【五十音順】
【あ行】
エコー
キャンセラ
自分側の音声が、通信相手側の回線を介して反響するのを 取り除くこと。
【か行】
クライアント LANなどを構成するコンピュータの中で、主にサーバからの資源やサービス (ファイル/データベース/メール/プリンタなど)を受けるコンピュータ。
グローバルアドレス インターネット上の通信相手を特定するのに使用される IPアドレスの種類の1つ。
このアドレスは、インターネット上で重複することは許されていない。
これとは別にプライベートでの使用に限って利用できる プライベートアドレスというものもある。
【さ行】
サーバ LANなどを構成するコンピュータの中で、主にクライアントに資源やサービス (ファイル/データベース/メール/プリンタなど)を提供するコンピュータ。
インターネット上ではWebサーバがホームページ情報を提供する。
【な行】
ニーモニック コンピュータが実行可能な機械語プログラムは数字の羅列として現されるが、 これを人間が理解できるように簡略化した英単語や記号の組み合わせに 置き換えたもののこと。
【は行】
プライベートアドレス プライベートなLANで使用することができるIPアドレスのこと。
プライベートアドレスで直接インターネットに接続することはできない。
ブラウザ ホームページを見るためのアプリケーション。
Internet Explorer や Netscape(R) がよく使われている。
プロトコル 通信規約。
システム(コンピュータやネットワーク)同士が正しく通信できるようにするための 約束ごと。
【ら行】
ルータ 複数のネットワークを相互に接続し、データの転送先や経路を選択する装置。
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製品仕様
■仕様一覧
項目諸元 備考
WAN
インタフェース
物理インタフェース 8ピンモジュラージャック(RJ-45)×1ポート
(100BASE-TX/10BASE-T)
データ転送速度 ※1 100BASE-TX/10BASE-T:100Mbps/10Mbps
全二重/半二重 オートネゴシェーション
LAN
インタフェース
物理インタフェース 8ピンモジュラージャック(RJ-45)×1ポート
(100BASE-TX/10BASE-T)
データ転送速度 ※1 100BASE-TX/10BASE-T:100Mbps/10Mbps
全二重/半二重 オートネゴシェーション
LINE
インタフェース
物理インタフェース 6ピンモジュラージャック(RJ-11)
基本機能 ポート数:1ポート
受信ダイヤル:DP/PB自動認識
TEL
インタフェース
物理インタフェース 6ピンモジュラージャック(RJ-11)
基本機能 ポート数:1ポート
受信ダイヤル:DP/PB自動認識
ブランチ接続:不可
供給電圧:約-48V(無負荷時)
利用可能端末 PC98-NX、PC-AT互換機、Macintosh
利用可能OS Windows(R),Macintosh,LinuxなどTCP/IPに対応したOS (WWWブラウザによる設定は、Internet Explorer の場合、Windows(R) はVer5.5以上、 Mac OSはVer5.0以上。Netscape(R) の場合、Windows(R) は6.1以上、 Mac OSは6.0以上。)
ただし、WWWブラウザによる差分およびバージョンによっては、表示などに 制限がある場合があります。
利用可能OSは日本語版に限ります。
電源 AC100V±10% 50/60Hz
消費電力 約12W(最大)
外形寸法 約(W)31×(H)172×(D)172mm突起部を除く
質量 約0.7kg(ACアダプタ含む)オプションを除く
動作確認 温度 0〜40℃
湿度 10〜90%
結露しないこと
※1 規格による速度を示すものであり、実行速度は異なります。
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