外部にサーバを公開する
本商品に接続したサーバをインターネットへ公開することができます。
ネットワーク構成例
 
外部にサーバを公開するには 本商品は次の機能を利用することでできます。
プロバイダから割り当てられた複数グローバルIPアドレスを使う複数固定IPサービス対応を利用する
ポートマッピング設定(IPパケットフィルタリング設定でセキュリティを行う)を利用する
DMZホスティング機能を利用する

  複数固定IPサービス対応 ポートマッピング設定 DMZホスティング機能
特徴と制限
固定のグローバルIPアドレスを、必ず指定したパソコンに割り当てる。
プロバイダの複数固定IPサービスを利用する。
NAT機能は使用できないので、サーバ公開時のポートマッピング設定は不要。
「UPnP機能」、「シングルユーザアクセス」、「無通信監視タイマ」、「DMZホスティング機能」などとは併用できない。
グローバルネットワーク側からの特定ポ−トの通信を、指定したパソコンに送信することができる。
IPパケットフィルタリングの設定をすることによりセキュリティを行うことができる。
外部に公開するサーバを仮想DMZ側に置くことにより、既存のローカルネットワークは、外部からの意図しないアクセスを受けずにすむ。
DMZホスティング機能で仮想DMZを使用する場合、仮想DMZ側のパソコンでは、本商品の設定はできない。
「複数固定IPサービス」、「シングルユーザアクセス」とは併用できない。
DMZホスティング機能で複数のサーバを運用するには、ポートマッピング設定を行います。
また、DMZホスティング機能に、IPパケットフィルタリングの設定をすることによりセキュリティを行うことができます。

複数固定IPサービスを利用する場合は、機能一覧の「複数固定IPサービス対応」を参照して設定してください。
DMZホスティング機能を利用する場合は、機能一覧の「DMZホスティング機能」を参照して設定してください。
 
ポートマッピング設定(IPパケットフィルタリング設定でセキュリティを行う)を利用する場合は、
下記の■パソコンの設定■本商品の設定が必要です。

■パソコンの設定
サーバとなるパソコンのIPアドレスの設定をする
サーバとして公開するパソコンに、プライベートIPアドレスを設定します。
DHCPで割り当てたIPアドレスでのサーバ公開はできません。
外部にサーバを公開するときは、データ保全のため十分なセキュリティ設定を行ってください。
セキュリティの設定を行わないと、サーバが不正侵入や盗聴、妨害、データの消失、破壊に遭う可能性があります。
・Windows(R) XPの場合
・Windows(R) 2000 Professionalの場合
・Windows(R) Meの場合
・Macintosh の場合

■本商品の設定
本商品に「クイック設定Web」で下記の設定を行います。
グローバルIPアドレスの設定
ADSL接続事業者やプロバイダからサーバに割り当てられたグローバルIPアドレスを本商品に設定します。
プロバイダから自動的に割り当てられるグローバルアドレスを使用するには、ダイナミックDNSなどのサービスを利用する必要があります。
ポートマッピングの設定
サーバパソコンに設定した固定IPプライベートアドレスと、本商品に設定したグローバルIPアドレスの関連づけを行います。
IPパケットフィルタリングの設定
外部からサーバパソコンへのアクセスを許可する設定(セキュリティ)を行います。

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