無線セキュリティ
無線データ通信のセキュリティを強化する場合、次の機能を設定します。

■無線データ通信を暗号化する(WEP/WPA-PSK/WPA2-PSK)
無線LANアクセスポイント(親機)と無線LAN端末(子機)間のデータのやり取りを暗号化して第三者からの傍受や盗聴から守ることができます。
Windows(R) 7、Windows Vista(R)およびWindows(R) XP/2000Professional上でユーティリティを使用する場合は、Administrator(権限のあるアカウント)でログオンしてください。
管理者権限がないと、サテライトマネージャの接続設定や無線LAN接続などができなくなります。

■不特定の無線LANパソコンから本商品に接続できないようにする
[ネットワーク名(SSID)を設定する]
無線LAN機器が通信するお互いを識別するID、ネットワーク名(SSIDとも呼びます)を設定します。
このネットワーク名が一致しないと無線通信ができません。
本商品には2つのネットワーク「プライマリSSID」「セカンダリSSID」があり、それぞれ2.4GHzモード、5GHzモードごとにネットワーク名(SSID)があります。
詳細はこちら
 
[外部からのネットワーク名の検索に応じないようにする(ESS-IDステルス機能(SSIDの隠蔽))]
一般に、ネットワーク名(SSID)は無線LAN端末(子機)から検索することができますが、この機能によって他のパソコンや無線LAN端末(子機)からの「ネットワーク名の参照(検索)」に応答しないようにすることができます。
ESS-IDステルス機能(SSIDの隠蔽)を有効にしている場合、他社の無線機器から接続できない場合があります。また、Windows(R) XPのワイヤレスネットワーク設定機能を使用していると、ESS-IDステルス機能(SSIDの隠蔽)を有効にしている無線LANアクセスポイント(親機)に接続できない場合があります。
 
[不特定の無線LAN端末(子機)からの不正アクセスを拒否する
 (MACアドレスフィルタリング機能)]
MACアドレスを使って無線LANアクセスポイント(親機)が、登録された無線LAN端末(子機)のみとデータ通信できるようにする機能です。
 
<無線LAN製品ご使用時におけるセキュリティに関するご注意>
(お客様の権利(プライバシー保護)に関する重要な事項です!)


無線LANでは、LANケーブルを使用する代わりに、電波を利用してパソコン等と無線LANアクセスポイント間で情報のやりとりを行うため、電波の届く範囲であれば自由にLAN接続が可能であるという利点があります。
その反面、電波はある範囲内であれば障害物(壁等)を越えてすべての場所に届くため、セキュリティに関する設定を行っていない場合、以下のような問題が発生する可能性があります。
  • 通信内容を盗み見られる
    悪意ある第三者が、電波を故意に傍受し、
    IDやパスワードまたはクレジットカード番号等の個人情報
    メールの内容
    等の通信内容
    を盗み見られる可能性
    があります。

  • 不正に侵入される
    悪意ある第三者が、無断で個人や会社内のネットワークへアクセスし、
    個人情報や機密情報を取り出す(情報漏洩)
    特定の人物になりすまして通信し、不正な情報を流す(なりすまし)
    傍受した通信内容を書き換えて発信する(改ざん)
    コンピュータウィルスなどを流しデータやシステムを破壊する(破壊)
    などの行為
    をされてしまう可能性があります。

本来、無線LAN製品は、セキュリティに関する仕組みを持っていますので、その設定を行って製品を使用することで、上記問題が発生する可能性は少なくなります。

セキュリティの設定を行わないで使用した場合の問題を充分理解した上で、お客様自身の判断と責任においてセキュリティに関する設定を行い、製品を使用することをお奨めします。

セキュリティ対策をほどこさず、あるいは、無線LANの仕様上やむをえない事情によりセキュリティの問題が発生してしまった場合、当社は、これによって生じた損害に対する責任は一切負いかねますのであらかじめご了承ください。

なお、無線LANをより安全にお使いいただくために、無線LAN親機の暗号化キー、PINコードは定期的に変更することをお奨めします。
変更は、「クイック設定Web」-「無線LAN設定」の「無線LAN詳細設定(2.4GHz)」または「無線LAN詳細設定(5GHz)」および「WPS設定」で行います。
 
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