Windows(R) Me/98 パソコンにDMZのIPアドレスの設定をする
Windows(R) Me の画面を例に説明します。
 
1. [マイコンピュータ]-[コントロールパネル]-[ネットワーク]をクリックし、 [現在のネットワークコンポーネント]の中に、[IPX/SPX互換プロトコル]と [NetBEUI]のネットワークコンポーネントがないことを確認する
これらのネットワークコンポーネントが1つでも表示されていた場合は、 これらのネットワークコンポーネントを[削除]します。 削除する際は、パソコンの指示に従ってください。
 
<ご注意>
  • 仮想DMZは、複数のネットワークに対応したIPアドレスを使用し、 仮想的にDMZを実現しようとしています。 IP(TCP/IP)以外のプロトコルに関しては、 セキュリティ上の効果はありません。

  • 仮想DMZ側、および従来のLAN側に配置するパソコン等は、 すべてIP(TCP/IP)以外のプロトコルを使用しないようにしてください。
    IP(TCP/IP)以外のプロトコルであるNetBEUIやIPX/SPX、 AppleTalk等を使用してパソコン間のファイル共有を行うと、 DMZ側のパソコンからDMZ外のLAN側にアクセスが可能となってしまいます。 その場合にDMZ側パソコンが被害をうけた場合は、 それらのプロトコルを使ってDMZ外のLAN側パソコンに 被害が及ぶ可能性が高くなります。
 
2. リストの中の[TCP/IP->(ネットワークアダプタの名称)]を選択し、 [プロパティ]をクリックする
画面例

 (画面は、ETHERNETポート接続の場合の一例です。
 表示されるネットワークアダプタ名や状態はそのパソコンにより異なります。
 以降表示される画面も同様です。)
 
3. [IPアドレス]タブをクリックし、[IPアドレスを指定]を選択する
4. IPアドレスとネットマスク欄にパソコンに割り当てる IPアドレスとサブネットマスクを入力する
IPアドレス DMZホストパソコンのIPアドレスを設定します。
設定例では、「192.168.10.2〜192.168.10.254」の範囲で設定できます。
(ただし、設定例ではDMZホストパソコンのIPアドレスを 「192.168.10.2」としているため、ここでは「192.168.10.2」と設定)
ネットマスク 設定例では「255.255.255.0」
画面例
 
5. [ゲートウェイ]タブをクリックし、[新しいゲートウェイ]に DMZで使用する本商品のIPアドレス(設定例では「192.168.10.1」)を入力し、 [追加]をクリックする。
画面例
 
6. [DNS設定]タブをクリックし、[DNSを使う]をクリックする
7. [ホスト名]にパソコンの名前を、[ドメイン]に接続するプロバイダの ドメイン名を、[DNSサーバーの検索順]にはDMZで使用する本商品の IPアドレス(設定例では「192.168.10.1」)を入力し、 [追加]をクリックする
画面例
 
8. [OK]をクリックし、メッセージに従って再起動する

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