無線LAN子機が使えない

原因と対策

 
無線LAN親機の電源が入っていない
電源が入っているか確認してください。

無線LAN親機との距離が離れすぎている

電波の届く範囲まで無線LAN子機を移動したり、無線LAN親機や無線LAN子機の向きを変えたりして電波状態を確認してください。

無線LAN子機のACTIVEランプが消灯している
無線LAN子機のACTIVEランプが消灯している場合は無線LAN子機が無線LAN親機を正しく認識していません。

接続する無線動作モードのネットワーク名(SSID)が合っていない
無線LAN親機に登録されているネットワーク名(SSID)と、無線LAN子機で設定しているネットワーク名(SSID)が同じか確認してください。

ネットワーク名(SSID)は無線動作モードごとに設定できます。
無線LAN親機の設定値は、「クイック設定Web」の「無線LAN設定」-「無線LAN詳細設定(2.4GHz)」および「無線LAN詳細設定(5GHz)」の[無線LANアクセスポイント(親機)設定]で確認できます。(出荷時のネットワーク名(SSID)は本商品のラベルに記載されています。)

ECOモードを起動している
ECOモードを起動中は、無線LAN通信が利用できなくなる場合があります。(ECOモード起動中は、POWERランプのみゆっくり緑点滅し、他の前面・背面のランプは消灯します。)
無線LAN通信をご利用になる場合は、ECOボタンを5秒以上押して、ECOモードを停止するか、他のECO設定パターンを選択してください。

無線LAN親機側の設定で「クイック設定Web」の「無線LAN設定」-「無線LAN詳細設定(2.4GHz)」および「無線LAN詳細設定(5GHz)」の[無線LAN端末(子機)の接続制限]で「ESS-IDステルス機能(SSIDの隠蔽)」を「使用する」に設定している
「ESS-IDステルス機能(SSIDの隠蔽)」を「使用する」に設定している場合は無線LAN子機側からの「ネットワークの参照」に応答しません。LAN接続のパソコンから無線LAN親機側の「ESS-IDステルス機能(SSIDの隠蔽)」設定を解除して再度「ネットワークの参照」で検索するか、無線LAN子機側で無線のネットワーク名(SSID)を手動で登録してください。

暗号化の設定が一致していない
無線LAN親機と無線LAN子機は、暗号化キーが一致しないと通信できません。暗号化キーを確認してください。
暗号化モードがWEPの場合、暗号化キー番号(キーインデックス)も同じでなければなりません。

WEPを設定する場合は、4つの暗号化キーのうち、無線LAN親機と同じ番号を指定して値を設定してください。
Windows XP(SP1)適用前と無線LAN親機では、暗号化のキー番号(キーインデックス)が違うため、双方のキーを設定する「テーブル」を合わせないと通信が行えません。
無線LAN親機の「使用する暗号化キー」から1を引いた数を「キーのインデックス」に入力してください。
ただしWindows XP(SP1〜3)の場合の「キーのインデックス」は無線LAN親機の「使用する暗号化キー番号」と同じです。
無線LAN親機の「使用する暗号化キー番号」:1〜4
Windows XPのワイヤレスネットワークの「キーのインデックス」:0〜3
Windows XP(SP1〜3)適用の場合の「キーのインデックス」:1〜4

WPA-PSK、またはWPA2-PSKを設定する場合は、[WPA暗号化キー]に8〜63桁の英数記号、または64桁の16進数を指定してください。

暗号化の設定は必ず無線LAN親機と無線LAN子機(無線LAN子機を使用するパソコン)で同じ設定にしてください。
暗号化キーは無線アクセスポイント1つにつき1つだけ使用します。複数の無線LAN子機を使用する場合すべての無線LAN子機に無線LAN親機と同じ暗号化キーを設定してください。
同一無線ネットワークにおいて、使用できる暗号化方式は1つです。混在はできません。
出荷時の暗号化の設定は本商品のラベルに記載されています。

また、暗号化(WEP)の強度は無線LAN親機と無線LAN子機で同じにしてください。

同一無線ネットワークにおいて、64bitWEP、128bitWEPと152bitWEPの混在はできません。

Windows XPでタスクトレイのワイヤレスネットワーク接続アイコンを右クリックし、「利用できるワイヤレスネットワークの表示」をしたときに接続したい無線LAN親機が表示されない
次の手順で設定を行ってください。
(1) 無線LAN親機の電源を入れ直す。
(2) 無線LAN親機が起動したらタスクトレイのワイヤレスネットワーク接続アイコンを右クリックし、「利用できるワイヤレスネットワークの表示」の「関連したタスク」の「詳細設定の変更」をクリックする。
(3) 「無線LAN詳細設定」をクリックする。
(4) 「ワイヤスネットワーク」タブをクリックする。
(5) 「詳細設定」をクリックする。
(6) 接続する無線LAN親機を選択した後、「接続」をクリックする。
(7) 目的のネットワークに接続されたことを確認する。

お使いのパソコンにプロキシが設定されていたり、ファイアウォール、ウィルスチェック等のソフトがインストールされている場合に、設定ができなかったり通信が正常に行えない場合があります。
ファイアウォールなどの動きによって本商品との通信に必要なポートが止められてしまっている可能性があります。
その場合には、次の手順で設定を確認してください。
(1) ファイアウォール側で本商品との通信に必要なポートをあける
(アドレス:192.168.0.*、TCPポート番号:23/53/75/80、UDPポート番号:69/161)
(2) (1)で改善しない場合は、ファイアウォールソフトを停止またはアンインストールする

MACアドレスによる接続制限が行われている
無線LAN子機のMACアドレスが無線LAN親機の接続を許可するMACアドレスフィルタリング機能の設定に登録されているか、確認してください。
ETHERNETボックス子機を無線LAN子機として接続する場合、ETHERNETボックス子機の無線クライアントモードが「MACクローンモード」のときは、ETHERNETボックス子機のMACアドレスではなく、ETHERNETボックス子機に接続しているパソコンなどの端末のMACアドレスを登録してください。
また、ETHERNETボックス子機に複数の端末を接続している場合は、すべての端末のMACアドレスを登録してください。(初期値は「拡張モード」です。)

周囲に同帯域を使用する無線LAN機器が多数存在する環境で デュアルチャネル通信機能を動作させた場合、 無線接続ができない場合があります。
そのような場合には使用するチャネルを変更するか、デュアルチャネル通信機能を無効にしてご利用ください。

コードレス電話機や電子レンジなどの電波を放射する装置との距離が近すぎると、通信速度が低下したり、データ通信が切れたりする場合があります
お互いを数メートル以上離してお使いください。

WindowsでAdministrator(権限のあるアカウント)でログオンしていない
管理者権限がないと、無線LAN接続などができない場合があります。