無線LAN端末(子機)から無線LANアクセスポイント(親機)に接続できない

原因と対策

  
無線LANアクセスポイント(親機)の電源が入っているか確認してください

無線LANアクセスポイント(親機)との距離が離れすぎていないか確認してください



電波の届く範囲まで無線LAN端末(子機)を移動したり、無線LANアクセスポイント(親機)や無線LAN端末(子機)の向きを変えたりして電波状態を確認してください。

別売りのワイヤレスLAN外部アンテナ(WL54AG用)(PA-WL/ANT3)をご使用ください。
〔121ware(http://121ware.com/)で購入可能。〕
ただし、周囲の電波状況や壁の構造(鉄筋壁、防音壁、断熱壁)などにより、
改善状態は異なります。(改善できないこともあります。)
WL54SC/WL130NCでは使用できません。

WL54SC/WL54AG/WL130NC(無線LANカード)またはWL54SU/WL54TU(無線USBアダプタ)のランプのつき方を確認してください
ランプが消灯している場合は、WL54SC/WL54AG(無線LANカード子機)またはWL54SU/WL54TU(無線USBスティック子機)が無線LANアクセスポイント(親機)を正しく認識していません。
サテライトマネージャの[ネットワーク一覧]で[ネットワーク名(SSID)]をクリックし、[設定]をクリックして、無線LANアクセスポイント(親機)との通信の設定をやり直してください。

Windows(R) XPでサテライトマネージャをご利用の場合は、[Windows(R) XPのワイヤレスネットワーク設定を無効にする]設定になっていることを確認してください
無線LAN端末(子機)がWL11CB/WL11CA/WL11C/WL11Uの場合は、Windows(R) XPではサテライトマネージャをご利用になれません。

Windows(R) XPでタスクトレイのワイヤレスネットワーク接続アイコンを右クリックし、「利用できるワイヤレスネットワークの表示」をしたときに接続したい無線LANアクセスポイント(親機)が表示されない
次の手順で設定を行ってください。

(1) 無線LANアクセスポイント(親機)の電源を入れ直す。
(2) 無線LANアクセスポイント(親機)が起動したら接続する無線LANアクセスポイント(親機)を選択して「詳細設定」をクリックする。
(3) 「無線LAN側設定」をクリックする。
(4) 「優先でないネットワークに自動的に接続」のチェックが入っている場合は、外す。
(5) 「閉じる」をクリックする。
(6) 「最新の情報に更新」をクリックする。
(7) 接続する無線LANアクセスポイント(親機)を選択した後、「構成」をクリックする。
(8) 「OK」をクリックする。
(9) 「優先するネットワーク」に表示されていることを確認する。
(10) 「OK」をクリックする。
(11) 目的のネットワークに接続されたことを確認する。

通信モードがあっているか確認してください
無線LANアクセスポイント(親機)との通信は「インフラストラクチャ通信」で使用します。
通信モードはサテライトマネージャのアイコンを右クリックして[プロパティ]を選択し、「ネットワーク一覧」タブの「設定」をクリックして「通信モード」で確認します。

通信モードが「アドホック通信」の場合は、チャネル番号が一致しているか確認してください
通信モードはサテライトマネージャのアイコンを右クリックして[プロパティ]を選択し、
「状態」タブで確認します。

ネットワーク名(SSID)があっているか確認してください
無線LANアクセスポイント(親機)の設定値は、クイック設定Webの「詳細設定」の「無線LAN側設定」内の「無線LANアクセスポイント(親機)設定」で確認できます。

無線LANアクセスポイント(親機)の「詳細設定」の「無線LAN側設定」で「ESS-IDステルス機能(SSIDの隠蔽)」を「使用する」にチェックした場合、サテライトマネージャの基本でネットワーク名(SSID)を登録していないと、接続ができなくなります
無線LAN端末(子機)にて、サテライトマネージャで無線のネットワーク名(SSID)を登録してください。

暗号化を有効にしている場合は、キーが一致しているか確認してください

無線LANアクセスポイント(親機)の暗号化設定は、クイック設定Webの「詳細設定」の「無線LAN側設定」の「暗号化」で設定します。
Windows(R) XP(Service Pack1)適用前のワイヤレスネットワーク設定と無線LANアクセスポイント(親機)側の設定では、暗号化のキー番号(キーインデックス)が違うため、双方のキーを設定する「テーブル」を合わせないと通信が行えません。

WEPを設定する場合は、無線LANアクセスポイント(親機)の「使用する暗号化キー」から1を引いた数を「キーのインデックス」に入力してください。

ただし、Windows Vista(R)およびWindows(R) XPのワイヤレスネットワークの「キーのインデックス」は無線LANアクセスポイント(親機)の「使用する暗号化キー」と同じです。
無線LANアクセスポイント(親機)の「使用する暗号化キー」:1〜4
Windows(R) XPのワイヤレスネットワークの「キーのインデックス」:0〜3
Windows Vista(R)およびWindows(R) XPのワイヤレスネットワークの「キーインデックス」:1〜4

WPA-PSKを設定する場合は、[WPA暗号化キー]に8〜63桁の英数記号、または64桁の16進数指定してください。

暗号化キーに使用できる文字は以下の通りです。
・8〜63桁の場合:英数記号(0〜9、a〜z、A〜Z、下表の記号)

※「」(バックスラッシュ)はパソコンによっては、「」と表示されます。

・64桁の場合:16進数(0〜9、a〜f、A〜F)

暗号化の設定は必ず無線LANアクセスポイント(親機)と無線LAN端末(子機)(子機を使用するパソコン)で同じ設定にしてください。暗号化キ-は無線アクセスポイント1つにつき1つだけ使用します。複数の無線LAN端末(子機)を使用する場合すべての無線LAN端末(子機)に無線アクセスポイント(親機)と同じ暗号化キーを設定してください。
Windows Vista(R)およびWindows(R) XP(Service Pack2または3)搭載のパソコンでWL54SU/WL54AG/WL130NC/WL54SU/WL54TUをご利用の場合のみ、WPA-PSK(TKIP)、WPA-PSK(AES)モードをご利用になれます。
(Windows(R) XP(Service Pack1以前)搭載のパソコンをご使用の場合は、サテライトマネージャで暗号化の設定をしてください。)
同一無線ネットワークにおいて、使用できる暗号化方式は1つです。混在はできません。

お使いのパソコンにプロキシが設定されていたり、ファイアウォール、ウィルスチェック等のソフトがインストールされている場合に、設定ができなかったり通信が正常に行えない場合があります。
ファイアウォールなどの動きによって本商品との通信に必要なポートが止められてしまっている可能性があります。
その場合には、次の手順で設定を確認してください。
(1) ファイアウォール側で本商品との通信に必要なポートをあける
(アドレス:192.168.0.*、TCPポート番号:23/53/75/80、UDPポート番号:69/161)
(2) (1)で改善しない場合は、ファイアウォールソフトを停止またはアンインストールする

無線LANアクセスポイント(親機)側で「MACアドレスフィルタリング(無線)」の際に登録したMACアドレスが間違っていないか確認してください
WL54SE(ETHERNETボックス)を無線LAN端末(子機)として接続する場合、WL54SE(ETHERNETボックス)の無線クライアントモードが「MACクローンモード」のときは、WL54SE(ETHERNETボックス)のMACアドレスではなく、WL54SE(ETHERNETボックス)に接続しているパソコンなどの端末のMACアドレスを登録してください。
また、WL54SE(ETHERNETボックス)に複数の端末を接続している場合は、すべての端末のMACアドレスを登録してください。(初期値は「標準モード」です。)

WL54AG/WL54TE/WL54TUと本商品は使用しているIEEE802.11aの周波数帯/チャネルが異なるためIEEE802.11aモードではご使用になれません。
IEEE802.11g+bモードでのみご利用になれます。
バージョンアップ対応など最新情報については、ホームページAtermStation (http://121ware.com/aterm/) をご確認ください。