詳細設定−IPv6パケットフィルタ設定
IPv6パケットフィルタの設定をします。
本商品では、[IPv6パケットフィルタエントリ]のパターンを最大50個設定できます。
[追加]をクリックして、設定値を選択・入力してください。
IPv6パケットフィルタは、新たに追加したり、削除したりできます。 
※「クイック設定Web」画面に表示されているボタンについての説明はこちら

■IPv6パケットフィルタ設定 エントリ一覧
画面の[1〜10][11〜20][21〜30][31〜40][41〜50]をクリックすると[IPv6パケットフィルタエントリ]の
[1〜10][11〜20][21〜30][31〜40][41〜50]を切り替えて表示します。 
(画面例は「対象インタフェースを選択」で「WAN」を選択した場合です。)
対象インタフェースを選択
対象インタフェースを変更する場合は、ここで他の接続先を選択します。
本商品LAN側のインタフェースにフィルタをかけたい場合は、「LAN」を選択し、WAN側のインタフェースにフィルタをかけたい場合は「WAN」を選択してください。
[IPv6パケットフィルタエントリ]
IPv6パケットフィルタリング設定の一覧を対象インタフェースごとに表示します。特定の条件を満たすパケットの通過や廃棄を設定できます。
[追加]をクリックすると[IPv6パケットフィルタ設定 エントリ追加]画面に進みます。
種別
フィルタ条件に一致したIPv6パケットの扱いを表示します。
 
方向
選択したインタフェースでのフィルタ評価方向を表示します。
 
プロトコル
フィルタ対象とするIPプロトコルの種別を表示します。
  • IPv6すべて

  • ICMPv6

  • TCP

  • UDP

送信元
フィルタ対象とするIPv6パケットの送信元IPv6アドレスを表示します。すべてのIPv6アドレスからのパケットを対象とする場合は「any」、本商品からのパケットを対象とする場合は「localhost」と表示しています。
 
送信元ポート
フィルタ対象とするIPv6パケットの送信元ポート番号を表示します。すべてのポート番号のパケットを対象とする場合は「any」と表示しています。
 
宛先
フィルタ対象とするパケットの宛先IPアドレスを表示します。すべてのIPアドレスからのパケットを対象とする場合は「any」、本商品からのパケットを対象とする場合は「localhost」と表示しています。
 
宛先ポート
フィルタ対象とするIPv6パケットの宛先ポート番号を表示します。すべてのポート番号のパケットを対象とする場合は「any」と表示しています。
 
優先度
フィルタエントリの優先度を表示します。フィルタエントリが複数ある場合、優先度の数字の小さいエントリから評価します。
 
削除
指定したフィルタエントリを削除します。
 
<IPv6パケットフィルタ設定 エントリ項目の削除方法>
「IPv6パケットフィルタ設定 エントリ」のエントリ一覧に表示されているエントリの中から、削除したいエントリの行末の[削除]をクリックすることで削除できます。

■IPv6パケットフィルタ設定 エントリ追加

(画面は一例です)
[IPv6パケットフィルタエントリ追加]
IPv6パケットフィルタエントリの追加を行います。
設定値を選択・入力したあと、[設定]をクリックし、[保存]で確定してください。
種別(初期値:通過)
設定条件に合致したIPv6パケットをどのように処理するかを指定します。
  • 通過
    フィルタエントリに合致したIPv6パケットを通信させます。

  • 廃棄
    フィルタエントリに合致したIPv6パケットを廃棄します。

 
方向(初期値:in)
処理したいIPv6パケットの方向を選択します。
  • in
    設定したインタフェースで本商品がIPv6パケットを受信したときフィルタを適用します。

  • out
    設定したインタフェースで本商品がIPv6パケットを送信するときフィルタを適用します。

 
プロトコル
処理したいIPv6パケットのプロトコル種別を選択します。
  • IPv6すべて
    IPv6パケットすべてを処理します。
    IPv6パケットであれば、TCP、UDP、ICMPv6も対象になります。

  • ICMPv6
    ICMPv6を処理します。[ICMP MESSAGE]を選択して詳細な条件を指定します。
    [ICMP MESSAGE]で「コード指定」を選択した場合「TYPE」と「CODE」をそれぞれ数値を入力します。

  • TCP
    TCPを処理します。[TCP FLAG」を選択して、詳細な条件を設定します。

  • UDP
    UDPを処理します。

送信元アドレス
処理したいパケットの送信元アドレスを入力します。
次の形式で指定します。

・any(全アドレス指定)
・localhost(自アドレス指定)
・IPv6アドレス
  xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx/128(1箇所の指定省略表記も指定可能)
          または
  xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx/nnn(1〜128のビット数でネットマスク指定)

 
送信元ポート番号(初期値:any)
処理したいIPv6パケットのポート番号を指定します。
次の形式で指定します。

・any(全ポート指定)
・xxxxx(単一ポートの指定)
・sssss-eeeee(範囲指定)
 
宛先アドレス
処理したいIPv6パケットの宛先アドレスを入力します。
使用できる形式は「送信元アドレス」と同じです。
 
宛先ポート番号(初期値:any)
処理したいIPv6パケットのポート番号を入力します。
使用できる形式は「送信元ポート番号」と同じです。
 
優先度
フィルタエントリの優先度を入力します。入力できる値は、1〜50です。

<お知らせ>
  • IPv6パケットフィルタの優先度を変更するには、フィルタエントリを削除して、再度フィルタエントリの追加を行い優先度を変更してください。
 
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