Wi-Fiの電波を中継し通信距離を広げる(Wi-Fi中継機能)

本商品は、親機と子機の間で電波を中継(リレー)する中継機として使用できます。親機と子機の通信できる距離がさらに広がり、障害物の影響で電波の届きにくい場所でも高速Wi-Fi通信が可能です。
ここで説明するWi-Fi中継機能は、子機から中継機までは2.4GHzの電波を、中継機を介して親機までは2.4GHzの電波を使って中継します。

2.4GHzの電波を中継するWi-Fi中継機能

◆注意◆

  • 中継機としてご利用の場合は、ESS-IDステルス機能(SSIDの隠蔽)、およびMACアドレスフィルタリング機能はご使用になれません。また、チャネル変更はできません。
  • 親機で以下の設定を変更した場合、WPSを実行してください。
    ネットワーク名(SSID)
    暗号化キー
  • 親機に同時に接続できる中継機は1台のみです。並列、多段接続はサポートしておりません。
    <並列接続イメージ>
    並列接続
    <多段接続イメージ>
    多段接続

◆参考◆

  • 接続する親機が、Wi-Fi中継機能に対応している必要があります。対応した親機についての最新情報は、サポートデスク-「目的別で探す」-「動作検証情報」を参照してください。(2015年11月現在)

設定を行う前に

  • Wi-Fi中継機で使用できる親機のネットワークはプライマリSSIDのみです。
  • 親機のプライマリSSIDの暗号化モードは下記のいずれかでご利用ください。(本商品のWi-Fi中継機能に対応した親機の場合は、初期値のままでご利用いただけます)
    WPA/WPA2-PSK(AES)、WPA/WPA2-PSK、WPA2-PSK(AES)

設定手順

設定手順は機能別設定ガイドのWi-Fi(無線LAN)中継 設定手順を参照してください。

使いかた

  • 上記で本商品をWi-Fi 中継機モードに設定したら、ご利用の子機から、親機のプライマリSSID(2.4GHz)へWi-Fi接続してください。
  • 中継機のLANポートに接続したパソコンなどから、インターネットにアクセスすることができます。

うまく動作しない場合は

  • 通信が不安定な場合には、接続した子機の電源をいったん切って、入れ直したり、中継機の向きや設置場所を変更したりすると改善する場合があります。
  • 中継機に接続している子機がインターネットに接続できなくなったときは、親機と中継機の接続が切断された可能性があります。次を確認してみてください。
    1. 親機と中継機が接続されていることを本商品(Wi-Fi中継機モード)のAIRランプで確認してください。
    2. 親機にMACアドレスフィルタリング機能が設定されていないか確認してください。
    3. こども安心ネットタイマー機能の設定を確認してください。