| TA間通話転送の方法 | |

たとえば、このような接続を考えてみましょう。
ここでは、「03-5555-6666」が契約者回線番号、「03-5555-7777」がダイヤルイン番号とします。
グローバル着信の設定は、内線通話には関係ありませんが、
実際の設定では当然必要となりますので、あえて記載しております。
なお、これ以外に「サブアドレス無し着信」は「着信する」に設定しておく必要があります。
(Atermでは工場出荷時の状態で「着信する」になっています。)
また、TA間通話転送をご利用いただくには、
「通信中転送」を「使用する」に、「擬似三者通話」は「使用しない」に設定してください。
| アナログポート | グローバル着信 | 自己アドレス | 自己サブアドレス | |
| 親TA (高機能S点ユニット を内蔵したIT65DSU) |
Aポート(電話) | 着信する | 03-5555-6666 | 1 |
| Bポート(電話) | 着信しない | 03-5555-7777 | 1 | |
| Cポート(使用しない) | ----- | ----- | ||
| 子TA (他社製でも可。ただし 接続確認リストを要参照) |
Aポート(電話) | 着信する | 03-5555-6666 | 2 |
| Bポート(電話) | 着信しない | 03-5555-7777 | 2 |
上記のような設定がすでにターミナルアダプタの設定で行われているものとします。
この時、「らくらくホームネットワーク」ユーティリティで必要な設定は、以下のとおりです。
| モードの設定 | ホームネットワークを使用する(N) | |
| グループ番号の割り当て | 0 | 0355556666 |
| 1 | 0355557777 | |
| 2以降 | 指定無し | |
この時、たとえば、グループ「0」に所属する、親TAのアナログAポートに転送するためには、
![]() |
0 | * | 1 | # | ||||
| フッキング する |
→ | グループ番号 (自己アドレスと 一意に対応) |
→ | セパレータ | → | グループ内アドレス (呼出ポートの サブアドレス) |
→ | サフィックス |
転送先で電話に出た方に電話を転送する旨を伝えて、再度フッキングした後、受話器を下ろしてください。
グループ「1」の電話機すべて(親TAのアナログBポート/子TAのアナログBポート)を呼び出すには、
![]() |
1 | # | ||
| 受話器を あげる |
→ | グループ番号 (自己アドレスと 一意に対応) |
→ | サフィックス |
転送先で電話に出た方に電話を転送する旨を伝えて、再度フッキングした後、受話器を下ろしてください。