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  3. 最新規格Wi-Fi 6Eとは? その特長をサクッと教えます〜Wi-Fi 6EのここがスゴE〜

Wi-Fi 6Eとは?

Wi-Fi 6Eは、Wi-Fi 6を拡張した無線通信の規格です。

Wi-Fi技術が標準化されてから約四半世紀。時代とともに進化を遂げてきたWi-Fiですが、最新規格Wi-Fi 6Eでは1999年に5GHz帯が登場して以来、20年以上ぶりとなる新帯域「6GHz帯」が加わりました。Wi-Fi 6Eは、Wi-Fi 6の拡張版という位置づけですが、この新帯域の登場はこれからの私たちのWi-Fiライフの可能性を広げる大きなニュースです。

  • 1999年〜
    IEEE802.11a 5GHz帯 IEEE802.11b 2.4GHz帯
  • 2003年〜
    IEEE802.11g 2.4GHz帯
  • 2009年〜
    Wi-Fi 4 IEEE802.11n 2.4GHz帯5GHz帯
  • 2014年〜
    Wi-Fi 5 IEEE802.11ac 5GHz帯
  • 2019年〜
    Wi-Fi 6 IEEE802.11ax 2.4GHz帯5GHz帯
  • 2022年〜
    Wi-Fi 6E IEEE802.11ax 2.4GHz帯5GHz帯6GHz帯

Wi-Fi 6Eの特長

一番の目玉は、新たに加わった「6GHz帯」。
3つの周波数帯で通信が可能に。

Wi-Fi端末が急速に増えて便利さが増すその一方で、「帯域が狭く他の機器と電波が干渉する」「混雑してつながりにくい」といった現象も増えてきました。Wi-Fi 6Eでは、これまでの2.4GHz帯/5GHz帯に加え、6GHz帯の利用が可能となります。
Atermの Wi-Fi 6E対応機種は、この3つの周波数帯を併用して、高速かつ電波干渉や混雑を避けた通信を可能にします。

Wi-Fi 6E
Wi-Fi 6
NEW
周波数帯
2.4GHz
5GHz
6GHz
主な利用機器
家電、IoT機器
PC、スマホ、タブレット、ゲーム機など
今後普及する6GHz帯対応機器、XRデバイス、ゲーミングPC、メッシュ中継など
特長
  • ・帯域幅が狭く、利用機器も多いため混雑による電波干渉を受けやすい
  • ・比較的通信速度が低速(他周波数対と比べ)
  • ・壁などの遮蔽物に強く、電波が遠くまで届きやすい
  • ・帯域幅は比較的広いが、利用機器が増えており混雑による電波干渉を受けやすくなっている
  • ・ワイドバンドを活用した通信速度が可能
  • ・壁などの遮蔽物に弱く、電波強度が減衰しやすい
  • ・航空/気象レーダー波を検出すると一時的に無線出力を停止しなくてはならない帯域がある
  • ・屋外では利用できない帯域がある
  • ・帯域幅が広く、6GHz帯対応機器のみの通信となるため混雑による電波干渉の影響を受けにくい
  • ・ワイドバンドを活用した高速通信が可能
  • ・壁などの遮蔽物に弱く、電波強度が減衰しやすい
  • ・低遅延のためゲームやAR/VR利用に快適
  • ・DFS機能が不要なため、通信が途切れない
  • ・屋外では利用できない

新帯域「6GHz帯」によって電波干渉を回避。
利用できる通信チャネルがぐんと増えました。

6GHz帯では、従来の2.4GHz帯/5GHz帯より一段と広い周波数幅の使用が可能です。つまり電波干渉なく同時に使用できるチャネルがより多く確保できるということ。6GHz帯では24のチャネルが用意され、デバイスの混雑も少なく安定した通信が可能となります。(2022年8月時点)

2.4GHz
5GHz
6GHz
同時使用チャネル数
3ch
同時使用チャネル数
20ch
同時使用チャネル数
24ch
チャネル数が2倍!

6GHz帯は他の電波とカブりなし!
Wi-Fi通信で占有できるグリーンエリア帯域

これまで高速Wi-Fiの代名詞となってきた5GHz帯。じつは航空や気象のレーダーにもこの5GHz帯の一部が使われています。レーダーとWi-Fiが干渉を起こすと生活インフラに影響が出てしまうため、Wi-Fi機器にはレーダー波を検出すると5GHz帯の電波を停止する機能「DFS(Dynamic Frequency Selection)」の搭載が義務化されています。
対して6GHz帯は、DFSの制限がなく、6GHz帯に対応した機器のみの通信となるため、既存Wi-Fi規格の干渉がなく安定した通信が可能。5GHz帯では160MHz幅のチャネルを最大でも2つ、しかもDFSによる制限があるためその確保も不安定となっていましたが、6GHz帯では干渉を受けることなく160MHz幅のチャネルを3つ確保できます。

5GHz帯
W52/W53/W56
W53/W56の周波数帯で
航空/気象レーダーによる
制限あり
6GHz帯
全周波数帯で
既存Wi-Fi規格の
干渉や制限なし

その他の多くの技術はWi-Fi 6Eでも継承。
便利な部分はそのままに、実用性が高まりました。

OFDMA

1通信で複数台同時に安定通信!

同時通信の割り当てを、時分割ではなく「通信帯域の分割」によって行う技術。1通信で複数台の端末と通信できるため、端末が多い環境でも通信効率がアップ。

MU-MIMO

アップリンク、ダウンリンクともに同時通信

OFDMAが通信帯域を利用するのに対して、空間の多重によって同時通信を行う技術。Wi-Fi 6からはダウンリンクだけでなくアップリンクにも対応し同時通信を支援します。

ワイドバンド

複数のチャネルを束ねて通信を高速化

通信帯域「80MHz」を2つに束ねるワイドバンド技術により2倍の「160MHz」に拡大。通信の混雑解消とスピードアップ、両面に効果をもたらします。

1024QAM

2.4GHz帯でもギガ超えを実現(規格値)

従来「256QAM」だったデータ変調方式がWi-Fi 6から「1024QAM」になり、一度により多くのデータ転送が可能に。2.4GHz帯でもギガ超え通信が可能となりました。

TWT

端末の省エネに貢献(Target Wake Time)

Wi-Fi 6で登場した省エネ技術。Wi-Fi親機との通信で順待ちとなった端末の通信機能を、その間スリープ状態に移行させることで端末の余分な電力消費を抑制します。

  • OFDMA/MU-MIMO/ワイドバンド/1024QAM/TWTをご利用になるには、受信側の端末も対応している必要があります。

Wi-Fi 6Eを始める
なら、Aterm

Aterm
Wi-Fi 6E対応
フラッグシップモデル

Aterm WX11000T12

12ストリームWAN/LAN(1ポート)10Gbps

実効スループット4ギガ超え!
2.4GHz帯を含め3帯域すべてギガ超え(規格値)の高速通信

Wi-Fi 6E+トライバンド通信。
3帯域を活かした同時通信で、安定した高速通信。

WX11000T12では、Wi-Fi 6Eで利用できる6GHz帯/5GHz帯/2.4GHz帯それぞれ個別に4ストリームによる通信を行うことが可能。3つの通信帯域(トライバンド)を使い分けることで、電波干渉を抑え高速な同時通信のポテンシャルをより引き出すことができます。

家中にWi-Fiを張り巡らせられる
【メッシュ中継機能】を搭載。

家の中でWi-Fiの電波が届かない場所がある…。スマホを見ながら部屋を移動すると途切れてしまう…。そんな悩みを解決するのが【メッシュ中継機能】です。WX11000T12はメッシュ親機、メッシュ中継機どちらでも使用可能。設定も手軽で、宅内のWi-Fiエリアを拡大できます。

【メッシュ中継機能】について詳しくはこちら

  • 【メッシュ中継機能】として接続できる環境の詳細はこちらでご確認ください。

WAN/LAN 両側に「10Gbps有線ポート」搭載。
10ギガの高速回線のスペックを活かせます。

続々とサービスが増えている10ギガの高速回線サービス。そのスピードを活かすには有線ポートの仕様がポイントです。WX11000T12にはWANインターフェース、LANインターフェースともに10Gbps対応のポートを搭載。高速回線やWi-Fi 6Eの通信性能を活かし、ゲームや映像などのリッチコンテンツも存分に楽しめます。

  • LANインターフェースは計4ポートのうち1ポートが10Gbps、3ポートが1Gbpsとなります。

トライバンドを飛ばす、アンテナも強力。

複数のアンテナを組み合わせて基板全体で3直交の偏波を形成するのではなく、アンテナ単体で全方位をカバーする3直交アンテナを配置し、“多重偏波”をパワーアップさせた[ワイドレンジアンテナPLUS]を本体に内蔵。高速でつなぐ、遠くへ飛ばすだけでなく、その性能をコンパクトに凝縮することにもAtermは妥協しません。

家族を守るセキュリティもしっかりと。

ネット生活は便利さの一方で、様々な脅威が潜み日々巧妙化しています。Atermには標準でセキュリティ機能を搭載していますが、WX11000T12ではさらに高度な脅威への対策が施せるセキュリティ管理アプリ「トレンドマイクロホームネットワークセキュリティ™※1」を最大90日間無料※2でご利用が可能です。

「トレンドマイクロホームネットワークセキュリティ™」について詳しくはこちら

  • ※1 本機能はルータ(RT)モードでご利用可能です。
  • ※2 ご利用には専用管理アプリから設定が必要です。

筐体デザインにも、こだわりました。

毎日の生活に自然に溶け込むデザインも大切な機能の1つ。そんな想いから、より繋がりやすくなった新規格にふさわしい新たなデザインをWX11000T12に採用。空間を優雅に飛び交うWi-Fiをイメージして緩やかなカーブを配したフォルム、エレガントな白のサイドパネルと相まってお部屋の雰囲気を邪魔せず設置することができます。

Wi-Fi 6E対応ラインナップ

12ストリーム対応の白、8ストリーム対応の黒、
どちらのWi-Fi 6Eで、新帯域6GHz帯へ乗り出しますか。


10GBASE-Tポート

高速回線を最大活用したい方に…

Wi-Fi 6E対応12ストリームWAN/LAN(1ポート) 10Gbps

4ストリーム(6GHz帯/5GHz帯/2.4GHz帯)
Aterm WX11000T12

自宅内の有線もWi-Fiも最新の規格を揃えて高速インターネットをフル活用

最新技術で高速なWi-Fi環境を求める方に…

Wi-Fi 6E対応8ストリーム

2ストリーム(6GHz帯/2.4GHz帯)/4ストリーム(5GHz帯)
Aterm WX7800T8

新たな通信帯域6GHz帯を活用した安定通信

  • ご案内の内容は利用イメージの一例です。実際のデータ転送速度や通信状態は、ご利用になる端末や環境などにより異なります。
  • Aterm製品は機種により搭載されている機能が異なります。各機種の搭載機能についてはこちらをご覧ください。
  • ホームネットワークセキュリティ™ は、トレンドマイクロ株式会社の商標です。
  • トレンドマイクロは、トレンドマイクロ株式会社の登録商標です。

* 本ページ掲載内容は2022年9月5日時点の情報です。
(Aterm製品情報/日付の個別表記部分を除く)