AtermフレックスBOD ユーティリティ for USB


AtermフレックスBOD ユーティリティ for USBの機能

Aterm フレックスBOD ユーティリティ for USB(以下、フレックスBODユーティリティ)は、次の2つの機能を提供します。

・ AtermフレックスBOD

128kbpsマルチリンクPPP通信中に、Bチャネルを1回線切断する(リンク削除)、もしくは切断した Bチャネルを再開する(リンク追加)、を手動で選択できます。

・ 回線状態アイコン

各回線の通信状態をタスクバー上に表示します。

フレックスBODユーティリティのインストール

フレックスBODユーティリティを使用するには、フレックスBODユーティリティのインストールとIT65ら くらくユーティリティでのBODの設定の両方をおこなう必要があります。フレックスBODユーティリティ のインストールとIT65らくらくユーティリティのインストールは¥Readme.txtの内容に従っておこなってください。



フレックスBODユーティリティはUSBドライバソフトウェアをインストールしたパソコンで AtermをUSBポートに接続した場合にお使い頂けます。Windows3.1、WindowsNT3.51、Windows NT4.0、Macintoshではお使い頂けません。

 

インストールが終了すると、フレックスBODユーティリティが起動します

● IT65らくらくユーティリティでのBODの設定

IT65らくらくユーティリティを起動し、[データポート]をクリックし、「MP・ BOD」タグを選択します。

1. 「リソースBODを行う」を します。
2. 「スループットBODを行う」を します。
  スループットBODのパラメータの リンク追加算出時間を「0」秒
    リンク削除算出時間を「0」秒
    リンク追加しきい値を「0」%
    リンク削除しきい値を「0」%
  に設定します。  


フレックスBODを利用できるようにすると、スループットBODはご利用になれません。



IT65らくらくユーティリティがインストールされていない場合は、IT65らくらくユーティリティ のインストールからおこなってください。

 

フレックスBODユーティリティの使い方

● 起動方法

フレックスBODユーティリティのインストールをおこなうと、PC起動時にフレックスBODユーティリ ティが自動的に起動されます。タスクバーにフレックスBODユーティリティがない場合には、[スター ト]-[プログラム]-[AtermIT USB]ユーティリティ-[AtermフレックスBODユーティリティ]で 起動できます。

● リンク削除

ステップ1 タスクバーの[AtermフレックスBOD]をクリックし、 フレックスBODユーティリティの画面を表示させます
ステップ2 マルチリンクの ボタンをクリックします



128kbpsマルチリンクPPP通信中でなければリンク削除はおこなえません。

 

●リンク追加

ステップ1 タスクバーの[AtermフレックスBOD]をクリックし、フレックスBODユーティリティの画面を表 示させます

ステップ2 マルチリンクの ボタンをクリックします


マルチリンクPPP(64kbps)通信中でなければリンク追加はおこなえません。

 

● 通信状態の確認

タスクバー上に通信状態を表すアイコン(回線状態アイコン)が表示されます。アイコンの示す通信 状態は次のとおりです。

・ 通信可能時

アイコンの2つのランプのうち、上のランプはB1チャネルの状態を、下のランプはB2チャネルの 状態を表しています。チャネル状態により以下のように色わけされており、マルチリンクPPP通信 の場合はアイコンに、M のマークが表示されます。

同期通信 非同期通信 アナログ通信 空き マルチリンク通信
赤 + M

たとえば、B1チャネルがアナログ通信、B2チャネルが同期通信の場合は,

上のランプ:黄

下のランプ:赤の回線状態アイコンになります

・通信不可能時


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