■設定
サテライトマネージャの[設定]は、無線LAN端末(子機)側の設定をするユーティリティです。
●【プロファイル】
●【基本】
●【データ保護】

■プロファイル
サテライトマネージャの「設定データ」を指し、サテライトマネージャでは「設定データ」を最大4つまで保存できます。(WL11CB設定、WL11CA設定、WL11C設定、WL11U設定はそれぞれ別のプロファイルに保存されます。)無線LAN端末(子機)(WL11CB/WL11CA/WL11C/WL11U)の通信相手装置(親機または無線LAN端末(子機))が複数ある場合、それぞれの通信相手装置ごとのプロファイルを登録しておけば、通信相手を変えるたびに設定データを書き換えなくてもプロファイルの選択を切り替えるだけで接続先を変更できます。
画面例
 
■使用例

[会社と自宅で、2台の無線LANアクセスポイント(親機)を使用したい場合]

1. まず、サテライトマネージャの[プロファイル]タブで、1番目のプロファイル(デフォルト)を選択します
2.

プロファイル名を、「会社設定」に変更します

3. [基本]タブで、会社の無線LANアクセスポイント(親機)のネットワーク名を設定します
4. ここで[OK]ボタンを押し、「会社設定」を保存します
5. 次に、再度サテライトマネージャの[プロファイル]タブで、2番目のプロファイル(プロファイル2)を選択します
6. プロファイル名を、「自宅設定」に変更します
7. [基本]タブで、自宅の無線LANアクセスポイント(親機)のネットワーク名を設定します
8. ここで[OK]ボタンを押し、「自宅設定」を保存します
 
上記のプロファイルを設定しておけばサテライトマネージャの[プロファイル]タブで、会社では「会社設定」、自宅では「自宅設定」を選択するだけで会社と自宅の無線LANアクセスポイント(親機)の接続を切り替えて使用することができます。
 
<お知らせ>
  • ここでのプロファイルとはワイヤレスLANとして接続するワイヤレスアクセスポイントの設定のことです。アプリケーションプロファイルとは異なります。
  • Windows(R) XPでは、サテライトマネージャは、ご使用できません。
    Windows(R) XPの[ワイヤレスネットワーク接続]で接続を切り替えてください。
    (1)パソコン画面右下の通知領域の[ワイヤレスネットワーク接続]アイコンをクリックする
    (2)[ワイヤレスネットワークへの接続]画面が表示されたら、利用できるネットワークから
     接続したいネットワークを選択する
    (3)[接続]をクリックする
 
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■基本
画面例
(画面は一例です)
 
通信モード
  アクセスポイント通信
無線LANアクセスポイント(親機)と無線LAN端末(子機)間で無線LAN接続する場合に使用します。
  パソコン間通信
無線LAN端末(子機)どうしでの無線LAN接続に使用します。
   
ネットワーク名
  接続先のネットワーク名を入力してください。
無線LANアクセスポイント(親機)の工場出荷時の「ネットワーク名(SSID)」は、装置側面のラベルに記載されている「ネットワーク名(SSID)」です。 「ネットワーク名(SSID)」の記載がない場合は、「WARPSTAR-XXXXXX(XXXXXXは装置側面のラベルに記載されているMACアドレス下6桁)」となります。
ネットワーク名がわからない場合は[ネットワークの参照]をクリックしてください。
   
ネットワークの参照
  ネットワークを参照することができます。
※通信モードが「パソコン間通信」の場合、ネットワークの参照は正しく動作しない場合があります
1. [ネットワーク名が不明な場合の参照]にチェックを入れ[実行]をクリックする
画面例
2. 接続先のネットワーク名をクリックして、[OK]をクリックする
アクセスポイント名には相手機器(無線LANアクセスポイント(親機)または無線LAN端末(子機))のMacアドレス、CHにはチャネル、通信状況には相手機器(無線LANアクセスポイント(親機)または無線LAN端末(子機))との通信状況が表示されます。
画面例

※無線LANアクセスポイント(親機)に暗号化が設定されているときアイコン例が表示されます。
   
チャネル
チャネルの設定をします。このチャネルは、パソコン間通信を行う時に使用するチャネルです。お互いの無線LAN端末(子機)のチャネルを割り当てることにより、パソコン間通信が可能になります。
 
<お願い>
  • もしネットワーク名に何も表示されない場合、無線LANアクセスポイント(親機)の電源を入れ直して[ネットワークの参照]をクリックしてください。無線LANアクセスポイント(親機)のネットワーク名が見えるようになります。(電源を切った後は 10秒間あけてから、再び電源を入れてください)

  • 無線LANアクセスポイント(親機)と同じチャネルを使用している他メーカーのアクセスポイントが通信範囲に設置している場合、無線LANアクセスポイント(親機)と無線LAN端末(子機)の通信がとぎれるときがあります。その場合、クイック設定Webの無線LAN側設定で、無線LANアクセスポイント(親機)のチャネルを変更してから、もう一度無線LANアクセスポイント(親機)と接続してください。
 
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■データ保護
●アクセスポイント通信の場合
●パソコン間通信の場合
通信する相手の機器(無線LANアクセスポイント(親機)、パソコン間通信の場合は、無線LAN端末(子機))と設定値を同じにしてください。
 
[アクセスポイント通信の場合]
画面例
 
データ保護を有効
  データを暗号化するかどうかを設定します。
データ保護を有効にするときにはチェックを入力します。
     
使用する暗号化キー
  設定した暗号化キー(最大4個)のうち使用する暗号化キーのキー番号を設定します。
     
暗号化キー
  暗号化キーの設定を行います。
  暗号強度
    WR7600HシリーズまたはWL11CAを装着している無線LANアクセスポイント(親機)で、WL11CB/WL11CAの無線LAN端末(子機)を使用しているときは拡張(128bit)を選択することができます。
     
  指定方法
   

英数字は 0〜9、a〜z、A〜Zで構成されている文字列を指定できます。
16進は0〜9、a〜f、A〜Fで構成されている文字列を指定できます。

     
暗号化キー1〜4番
  指定方法で選択した桁数を入力します。
 
<お知らせ>
 
[パソコン間通信の場合]
画面例
データ保護を有効
  データを暗号化するかどうかを設定します。
データ保護を有効にするときにはチェックを入力します。
     
暗号化キー
  暗号化キーの設定を行います。
パソコン間通信するパソコンすべてに同じ暗号化キー(Windows(R) XP のワイヤレスネットワーク接続のネットワークキーと同じ設定値)を入力してください。
  暗号強度
    サテライトマネージャを使用した無線LAN端末(子機)(WL11CB、WL11CA)では、64bit、128bitのいずれかを選択することができます(ただし、128bitWEPは、128bitWEPを使用できる機器どうしに限ります)。
ただし、通信する相手の機器と同じ暗号強度にしてください。例えば、パソコン間通信する相手の機器が、64bitで設定した場合同じ 64bitで設定します。

また、Windows(R) XP のワイヤレスネットワーク接続は、サテライトマネージャでの「bit」表示が異なるため「暗号強度」は下記のように設定してください。

Windows(R) XP のワイヤレスネットワーク接続で「キーの長さ」を40bitと設定した場合は、サテライトマネージャでは 64bitに設定
Windows(R) XP のワイヤレスネットワーク接続で「キーの長さ」を104bitと設定した場合は、サテライトマネージャでは 128bitに設定
     
  指定方法
   

英数字は 0〜9、a〜z、A〜Zで構成されている文字列を指定できます。16進は 0〜9、a〜f、A〜Fで構成されている文字列を指定できます。
パソコン間通信する相手のパソコンが、Windows(R) XP のワイヤレスネットワーク接続で設定した場合は「指定方法」を下記のように選択してください。

Windows(R) XP のワイヤレスネットワーク接続で「キー形式」をASCII文字と設定した場合は、英数字を選択
Windows(R) XP のワイヤレスネットワーク接続で「キー形式」を16進数と設定した場合は、16進数を選択<

     
キー
    指定方法で選択した桁数を入力します。
パソコン間通信するパソコンすべてに同じ暗号化キー(Windows(R) XPの場合は、ワイヤレスネットワーク接続の「ネットワークキー」と同じ設定値)を入力してください。
 
<お知らせ>
  • Windows(R) XP のワイヤレスネットワーク接続でのパソコン間通信の設定方法については、
    →こちら を参照してください。
 
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