3.無線LAN-無線LAN詳細設定(2.4GHz)

無線LANの設定を行います。
2.4GHz帯には2つのネットワーク「プライマリSSID」「セカンダリSSID」があります。それぞれのネットワークに対して、異なるセキュリティ設定(暗号化機能、ESS-IDステルス機能)ができます。(マルチSSID)

※マルチSSIDについて詳細は こちら

設定値を選択・入力したあとは、[設定]をクリックします。

※「クイック設定Web」画面に表示されているボタンについての説明はこちら

<お知らせ>


■無線LAN詳細設定(2.4GHz)

画面例

(画面は「対象ネットワークを選択」で「プライマリSSID(aterm-XXXXXX-g)」を選択した場合の例です。)
対象ネットワークを選択
設定を行うネットワーク名(SSID)を選択してください。

[アクセスポイント設定]

本商品(親機)に関する設定を行います。
無線機能 (初期値:ON)
セカンダリSSIDのネットワークに対してのみ設定することができます。
セカンダリSSIDのネットワークを使用しない場合は、「OFF」に設定してください。
ネットワーク名(SSID)
プライマリSSID (初期値:本商品(親機)のラベルに記載。aterm-XXXXXX-g )
セカンダリSSID (初期値:aterm-XXXXXX-gw:「XXXXXX」は、「プライマリSSID」のXXXXXXと共通の値です)
無線LANのネットワーク名(SSID)を入力します。半角の英数字、-(ハイフン)、_(アンダースコア)を使用して32文字以内で入力してください。
11axモード (初期値:OFF)
「OFF」の場合、本商品(親機)のDraft IEEE802.11axが停止され、11axモードが無効となります。

<ご注意>

  • 「ON」の場合、ご使用のパソコンによっては、無線LAN接続ができないことがあります。
チャネル自動選択 (初期値:ON)
プライマリSSID/セカンダリSSID共通の設定です。
2.4GHz帯で電波状態の良いチャネルを自動選択します。
干渉波検出・回避機能 (初期値:OFF)
プライマリSSID/セカンダリSSID共通の設定です。
「チャネル自動選択」を「ON」に設定した場合に設定できます。
本商品(親機)動作中にも定期的に周囲の電波状況を確認し、より電波状態の良いチャネルを自動選択します。「干渉波検出・回避機能」を「ON」に設定すると、電波状態が改善する場合があります。
デュアルチャネル機能 (初期値:ON)
プライマリSSID/セカンダリSSID共通の設定です。
20MHz幅の通信チャネルを2チャネル分利用し、20MHzバンド比約2倍の高速通信ができます。なお、デュアルチャネルに対応していない無線LAN端末(子機)との通信は20MHz幅の通信となります。

<ご注意>

  • ご利用環境によっては、40MHz/20MHzモードが自動で切り替わるため、デュアルチャネルを「ON」に設定しても、20MHzで接続される場合があります。
使用チャネル
プライマリSSID/セカンダリSSID共通の設定です。
「チャネル自動選択」を「OFF」に設定した場合に設定できます。
無線LAN(2.4GHz帯)で使用するチャネルを選択します。
1~13チャネルの間で設定できます。
「デュアルチャネル機能」を「ON」に設定した場合には、選択可能チャネルは、デュアルチャネルで指定可能なチャネルに変更されます。
複数のアクセスポイントが設置されている環境など、電波干渉がある場合には、使用する無線チャネル番号を変更してください。
各アクセスポイントが異なるチャネル番号を使用することによって、無線のトラフィックの負荷を軽減できます。
ネットワーク分離機能 (初期値:プライマリSSIDでは「OFF」、セカンダリSSIDでは「ON」)

ネットワーク分離機能の詳細は こちら


[暗号化]

暗号化に関する設定を行います。
暗号化モード (初期値:WPA/WPA2-PSK(AES))
暗号化モードを選択します。暗号化モードを設定すると無線LANでの送受信データが暗号化され、第三者に傍受されにくくなります。

  • 暗号化無効

    無線の暗号化をしません。

  • WPA/WPA2-PSK(TKIP/AES)

    無線LAN端末(子機)別にWPA-PSK(TKIP)、WPA2-PSK(TKIP)、WPA-PSK(AES)、WPA2-PSK(AES)モードから、対応している暗号化方式を自動選択します。

  • WPA/WPA2-PSK(AES)

    無線LAN端末(子機)別にWPA-PSK(AES)、WPA2-PSK(AES)モードから、対応している暗号化方式を自動選択します。

  • WPA2-PSK(AES)

    WPA2-PSK(AES)モードを使用します。

※ WPA-PSK(AES)、WPA2-PSK(AES)が設定されている場合のみDraft IEEE802.11ax、IEEE802.11ac、IEEE802.11nによる高速通信が可能です。

WPA暗号化キー
プライマリSSID (初期値:本商品(親機)のラベルに記載されている暗号化キー13桁)
セカンダリSSID (初期値:クイック設定Webの本画面で確認できます)
暗号化キーを入力します。

※ 暗号化を行うときは、接続されている無線LAN端末(子機)に、本商品(親機)と同じ暗号化キーを設定してください。

8~63桁の英数記号または64桁の16進数を入力します。

※ 暗号化キーに使用できる文字は以下のとおりです。

  • ・ 8~63桁の場合:半角英数記号(0~9、a~z、A~Z、下表の記号)

    ※ 「」(バックスラッシュ)はパソコンによっては、「」と表示されます。

  • ・ 64桁の場合:16進数(0~9、a~f、A~F)
暗号化キー更新間隔(分) (初期値:30)
暗号化キーの更新間隔(分)を入力します。WPA-PSKでは、暗号化キーは一定期間ごとに自動的に更新されて、より安全な状態を保ちます。入力できる値は、0(更新なし),1~1440分です。

[子機の接続制限]

無線LAN端末(子機)からの接続を制限する設定を行います。
ESS-IDステルス機能(SSIDの隠蔽) (初期値:OFF)
無線LAN端末(子機)から本商品(親機)を検索したときに本商品(親機)のネットワーク名(SSID)が見えないようにする場合は、「ON」に設定します。あらかじめ本商品(親機)のネットワーク名(SSID)を設定した無線LAN端末(子機)以外からの本商品(親機)への接続を制限できます。

[拡張設定]

拡張設定を行います。
送信出力 (初期値:100%)
プライマリSSID/セカンダリSSID共通の設定です。
無線LANの送信出力を選択します。
送信出力を抑えると他のネットワークへの電波干渉を回避できる場合があります。
  • 100%
  • 50%
  • 25%
  • 12.5%
RTS/CTS (初期値:自動)
無線LAN端末(子機)との通信にRTS/CTSフロー制御を行う場合に使用します。
接続する無線LAN端末(子機)が少ない場合や、周囲に他の無線LANアクセスポイント(親機)が存在しない場合には、「無効」に設定してください。
それ以外では、「自動」または 「有効」に設定することにより、無線LANの通信速度が向上する場合があります。
  • 自動
  • 有効
  • 無効

<ご注意>

  • 他社製無線LAN端末(子機)との接続は保証しておりません。