050番号サービスの使い方
本商品で050番号サービスを利用するには、KDDIとのサービス契約および登録設定が必要です。
また、050番号サービスの設定には、ご契約いただいたKDDI発行の050番号サービスに関する情報が必要です。
電話のかけ方等についても、制限事項があります。

必ず、添付の『つなぎかたガイド』または、『お使いになる前に』および
KDDIより案内されている資料等をご参照のうえ、
サービス契約および登録設定を行ってからお使いください。

<電話機の接続方法について>
接続図は、添付の『つなぎかたガイド』の「接続して電源を入れよう」を参照してください。

下記のような場合には、使用できないことがあります。
ADSL one電話サービスの電話回線モジュラージャックの回線工事が、正しく行われていない場合
添付の回線ケーブル以外のケーブルをお使いになる場合
電話機ポートに、電話機のブランチ接続をしている場合
本商品の電話回線ポートとADSL one電話サービスの電話回線モジュラージャックの間に、電話機のブランチ接続をしている場合
「こちらのホームページで別売のスプリッタをご購入ください」
本商品の電話回線ポートとADSL one電話サービスの電話回線モジュラージャックの間に、ドアホンやホームテレホンの主装置を接続をしている場合
「こちらのホームページで別売のスプリッタをご購入ください」

  050番号サービスとADSL one電話サービスを共通の電話機でご使用になる場合



(1) 本商品背面の「電話回線ポート(黄色)」と壁のモジュラージャックを添付の「回線ケーブル(黄色)」で接続する。
(2) 本商品背面の「電話機ポート」に電話機を接続する。



050番号サービスとADSL one電話サービスを1台の電話機で共用する場合の使い方です。
この場合、モデムやサービス提供状況によっては、意図せずADSL one電話サービスへの接続となることがあります。
VoIPランプの状態や接続時の「プッ、プッ・・・」という接続音にて確認してください。


本商品に接続した電話機を利用した場合の回線の経路は、下記の図のようになります。
(1) 050番号サービスどうしの通話(インターネット経由)
(2) 050番号サービスからADSL one電話サービスへの通話(インターネットからADSL one電話サービス網を経由)
(3) ADSL one電話サービスからADSL one電話サービスへの通話(ADSL one電話サービス網経由)
【050番号サービスとADSL one電話サービスを共通の電話機でご使用になる場合の接続例】

<本商品の設定について>
ここでは、「クイック設定Web」を使用した「電話設定」と「電話の状態」について説明します。

<本商品全面のVoIPランプの状態について>
本商品の電話機ポートに接続した電話機を使用する場合には、VoIPランプの状態を確認してください。
VoIPランプの状態 説明
緑点灯 050番号サービスを利用できます。
緑点滅 050番号サービスを利用中です(約0.5秒間隔)。
赤点灯 050番号サービスを利用できません。
橙点灯 「情報」-「電話の状態と状態の変更」
[IP電話利用停止]が設定されています。
橙点滅 ADSL one電話サービスを利用中です(約0.5秒間隔)。
消灯 050番号サービスが設定されていません。

橙点滅のときには、ADSL one電話サービスの利用料金が発生しますのでご了承ください。

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本商品で050番号サービスをお使いになる場合の使用制限および特徴
本商品で050番号サービスをお使いになる場合には、下記のような使用制限および特徴がありますのでご注意ください。
<緊急通報について>
  • 050番号サービスでは、緊急通報(110,118,119)はかけられません。
    ADSL one電話サービスと共用の場合は、ADSL one電話サービス経由でご利用になれます。

    (「118」は、海上における事件・事故の緊急ダイヤル用電話番号です。)
  • ADSL one電話サービス経由で緊急ダイヤルをかけたあと、約3分間は050番号サービスを使用できません。

<通信回線の特徴について>
  • 050番号サービスからファクスあるいはアナログモデム通信を行うと、失敗する場合があります。
    通信が失敗した場合でも、失敗するまでの通信に対して利用料金がかかります。
    確実に通信したい場合には、相手の電話番号の前に「0009」※ を付加してADSL one電話サービスをご利用ください。
    ADSL one電話サービスの利用料金が発生しますのでご了承ください。
  • 下記のような場合には、050番号サービスの通話品質が劣化したり、ファクス通信が困難な場合や通信が切断される場合があります。
    ADSL回線の接続状況によって十分な帯域がとれない場合
    インターネットで十分な帯域がとれない場合
    本商品に接続しているパソコンで、ファイル転送やストリーミングサービスのような大きな帯域を必要とするサービスを使用中の場合
    050番号サービスで通話中に「クイック設定Web」で[保存]または[設定]をクリックした場合

<050番号サービスのご使用について>
[電話機について]
  • 本商品に接続する電話機は、電気通信端末機器適合マークがついているものをご使用ください。
    ただし、ホームテレホンの電話機やデジタル電話機等には接続できません。
    本商品の電話機ポートは、疑似的にアナログ電話回線と同等の環境を作っています。
    実際のアナログ電話回線とは異なるので、通信機器によっては使用できない場合があります。

  • 本商品に接続している電話機のACR等の機能が動作している場合
    050番号サービスが使用できない場合があります。必ず、電話機のACR等の機能は、停止させてください。
    ACR等の機能によって、ADSL one電話サービスを利用した場合には、ADSL one電話サービスの利用料金が発生しますのでご了承ください。

[接続について]
  • 電話機ポートには、電話機のブランチ接続はできません。

[VoIPランプについて]
  • 050番号サービスをご利用の前に、必ず本商品前面のVoIPランプが緑点灯していることを確認してください。

  • 050番号サービスをお使いになる場合には、ダイヤル後に受話器から「プッ、プッ・・・」という接続音が聞こえてきますのでご確認ください。
    また、050番号サービスが通信中になるとVoIPランプが緑点滅します。
    ただし、ダイヤル先の番号によっては、自動的にADSL one電話サービスが利用されることがあります。
    その場合は、「プッ、プッ・・・」という接続音が聞こえず、通信中になるとVoIPランプが橙点滅します。
    ADSL one電話サービスの利用料金が発生しますのでご了承ください。

  • 本商品前面のVoIPランプが橙点滅している場合
    ADSL one電話サービスで使用中です。
    ADSL one電話サービスの利用料金が発生しますのでご了承ください。

  • 本商品前面のVoIPランプが橙点灯している場合
    「情報」-「電話の状態と状態の変更」で[IP電話利用停止]が設定されています。
    050番号サービスをご利用になる場合には、[IP電話利用開始]をクリックしてください。

  • 本商品前面のVoIPランプが赤点灯している場合
    050番号サービスが使えません。
    このときの電話のご利用はADSL one電話サービスのみとなります。
    ADSL one電話サービスの利用料金が発生しますのでご了承ください。
    また、長時間赤点灯したままの場合は、本商品の設定状態を確認してください。

    詳細はKDDIより案内されている資料等を参照してください。

  • 本商品前面のVoIPランプが消灯している場合
    050番号サービスが未登録のため使えません。
    050番号サービスの設定および登録を正しく行ってください。
    このときの電話のご利用は、ADSL one電話サービスのみとなります。
    ADSL one電話サービスの利用料金が発生しますのでご了承ください

[接続先について]
  • 050番号サービスにてご利用いただける接続先は、ご提供のサービス内容に従います。
    詳しくは、KDDIのホームページにてご確認ください。

[その他]
  • 050番号サービスまたはADSL one電話サービスを切ってから再び電話をかける場合
    必ず1秒以上受話器を戻したあとで、かけてください。

  • 停電時および、本商品が電源OFFの場合
    050番号サービスをご利用になれません。
    また、050番号サービスによる通話中に停電または本商品が電源OFFになると、通話が切断されます。

  • 本商品が電源OFFの場合でも、ADSL one電話サービスはご利用になれます。
    ADSL one電話サービスの利用料金が発生しますのでご了承ください。


<電話の着信について>
  • 050番号サービスどうしで通話中にADSL one電話サービスの番号宛に着信があった場合
    通話中着信音が聞こえます。
    「通話中着信通知音」設定を[通知する]にしている場合。)
    この場合は、いったん受話器を戻して050番号サービスを切ると着信音が鳴ります。
    受話器をあげるとADSL one電話サービスの番号宛の着信に応答することができます。
    なお、このとき、別の相手からADSL one電話サービスの番号宛に電話があった場合は、呼出し中の状態になります。

  • ADSL one電話サービスで通話中に050番号サービスから着信があっても、応答できません。
    この場合は、電話をかけた050番号サービス側ではビジー音が聞こえます。
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本商品で050番号サービス/ADSL one電話サービスをお使いになる場合の電話の操作方法
本商品で050番号サービスおよびADSL one電話サービスをお使いになる場合は、電話を下記のように操作してください。
<ADSL one電話サービスで電話をかける>
(1) 受話器をあげ、「ツー」という音を確認します。
(2) 相手の電話番号をダイヤルします。
 
例: 0009+03XXXXXXXX
電話番号の前に「0009」 を付加して発信すると、ADSL one電話サービスへの発信となります。
ADSL one電話サービスの利用料金が発生しますのでご了承ください。
通話中は本商品前面のVoIPランプが橙点滅となることを確認してください。
  ADSL one電話サービスの契約をしていない場合で、050番号サービスをご利用の場合は該当しません。
(3) 通話が終わったら受話器を戻します。

<050番号サービスで電話をかける>
(1) 本商品前面のVoIPランプが緑点灯していることを確認します。
(2) 受話器をあげ、「ツー」という音を確認します。
(3) 相手の電話番号をダイヤルします。

  <相手が050番号サービスの場合>

通常通り電話番号(例:050 XXXX XXXX)をダイヤルすると、050番号サービスから050番号サービスへの発信となります。
呼び出し音の前に「プッ、プッ・・・」の接続音が聞こえますので、確認してください。

  <相手がADSL one電話サービスの場合>

通常通り電話番号(例:03 XXXX XXXX)をダイヤルすると、050番号サービスからADSL one電話サービスへの発信となります。
呼び出し音の前に「プッ、プッ・・・」の接続音が聞こえますので、確認してください。
050番号サービスの通話料金が発生しますのでご了承ください。

※ 通話中は本商品前面のVoIPランプが 緑点滅となることを確認してください。
  
 
<お知らせ>

・相手先の電話番号によっては、自動的にADSL one電話サービスでの発信となります。
 →呼び出し音の前に「プッ、プッ・・・」の音は聞こえません。
   通話中は本商品前面のVoIPランプが橙点滅します。
   その際は、ADSL one電話サービスの利用料金が発生しますのでご了承ください。

「無料通話通知音」設定を「通知する」にしている場合、050番号サービスを使用した際に、
 通話料が無料の場合には「プッ、プッ・・・」の後に「ド・ミ・ソ」の接続音が聞こえます。
 本商品の設定は、初期値が「通知する」になっています。

(4) 通話が終わったら受話器を戻します。

<電話を受ける>
(1) 相手から電話がかかってくると、着信音が鳴りますので、受話器をあげて通話します。
 
050番号サービス宛にかかってきた場合 本商品前面のVoIPランプが緑点滅となります。
ADSL one電話サービス宛にかかってきた場合 本商品前面のVoIPランプが橙点滅となります。
(2) 通話が終わったら受話器を戻します。
 
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