WPS機能
WPS(Wi-Fi Protected Setup)とは、Wi-Fi Allianceが策定した無線LANの接続設定を簡単に行うための規格です。本商品は、WPSに対応した無線LANの自動設定を行うことができます。
設定するには、無線LAN子機もWPSに対応している必要があります。
本機能では、わかりやすくするために「らくらくスタートボタン」を「らくらくスタートボタン(WPSプッシュボタン)」と呼びます。
<ご注意>
  • 無線LAN親機で「MACアドレスフィルタリング」が「使用する」になっている場合、WPS機能での設定ができません。無線LAN親機側の設定を確認してください。

  • 無線LAN親機で「ESS-IDステルス機能(SSIDの隠蔽)」が「使用する」になっている場合、WPS機能での設定できません。無線LAN親機側の設定を確認してください。

  • 本商品の暗号化モードを「WEP」に設定した場合、WPS機能での設定ができません。
 
<お知らせ>
  • 周囲にある本商品以外の無線LAN親機でWPS「PIN方式」を実行すると、本商品がWPSの信号を検知して、POWERランプ表示が変化することがあります。

  • 接続する無線LAN子機がない状態で「WPS設定」を行った場合、2分間で自動的にキャンセルされます。

  • WPS機能での設定中は他の無線接続はいったん切断されることがあります。

■設定方法
設定方法には、以下の方法があります。
■らくらくスタートボタン(WPSプッシュボタン)
■PIN方式

■らくらくスタートボタン(WPSプッシュボタン)
本商品の「らくらくスタートボタン(WPSプッシュボタン)」を利用して設定することができます。

1. 無線LAN子機のWPS機能を起動する
※ 
起動方法は無線LAN子機の取扱説明書などを参照してください。
2. 本商品のらくらくスタートボタン(WPSプッシュボタン)を長押しし、POWERランプが緑点滅したら放す
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3. 本商品のPOWERランプが橙点灯することを確認する
※ 
POWERランプは約10秒間橙点灯したあと、緑点灯に戻ります。
<ご注意>
  • 「無線LAN設定」の「無線自動設定」で「らくらく無線/WPS自動」に設定した場合、本商品は接続する無線LAN子機のモードを自動判別して、本商品のモードを切り替えますが、無線LAN子機によって設定が正常に完了しない場合があります。その場合は、「無線LAN設定」の「無線自動設定」で「WPS」を選択し、再度、設定してください。
 
<お知らせ>
  • 失敗した場合は、本商品のPOWERランプが約10秒間赤点灯または赤点滅します。
    手順1からやり直しても失敗する場合は、無線LAN子機の取扱説明書などを参照して、本商品のネットワーク名(SSID)と暗号化キー(セキュリティ キーまたはパスフレーズ、ネットワークキー)を設定してください。
    ※ 
    本商品のネットワーク名(SSID)と暗号化キーは、本商品のラベルに記載されています。

 

■PIN方式
「クイック設定Web」の
詳細モード
「無線LAN設定」-「WPS設定」で設定する
 
<お知らせ>
  • PIN方式を使って、無線LAN子機の設定を本商品に設定すると、本商品の無線LAN設定が変更になり、設定済みの他の無線LAN子機から接続できなくなる場合があります。

  • Windows 10/8/7をご利用の場合、無線LAN親機でプライマリSSIDの暗号化モードが「暗号化無効」以外に設定されていると、WPS機能での設定に失敗します。本商品とパソコンを有線で接続し、「クイック設定Web」の
    詳細モード
    「無線LAN設定」で本商品の「暗号化モード」を「暗号化無効」に設定してください。

<本商品の無線LAN設定を無線LAN子機に設定する>
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ご利用になる無線LAN子機のドライバや設定ツールが必要な場合は、インストールを済ませておいてください。
1. 「クイック設定Web」を起動する
無線LAN子機を接続したパソコンで「クイック設定Web」を起動する場合は、いったんETHERNETケーブルでパソコンと無線LAN親機を接続します。
2.
詳細モード
で「WPS設定」を選択する
3. 「無線LAN端末のPINコード」に無線LAN子機のPINコードを入力する
無線LAN子機のPINコードは、無線LAN子機に添付の取扱説明書などを参照してください。
4. [WPS(PIN方式)開始]をクリックする
5. 画面の指示にしたがって設定する
無線LAN親機のPOWERランプが緑点滅します。
6. 無線LAN子機側でWPS機能を起動する
無線LAN子機を接続したパソコンで上記の設定をした場合は、パソコンからETHERNETケーブルを取り外して、10秒待ちます。
起動方法については、無線LAN子機に添付の取扱説明書などを参照してください。
無線設定が完了すると、無線LAN親機のPOWERランプが橙点灯(約10秒間)します。
<お知らせ>
  • 「WPSの状態」の「Configured」の設定を外した場合、予期せず無線LAN設定が上書きされる場合があります。セキュリティの観点から、「Configured」に設定することをお勧めします。

<無線LAN子機の無線LAN設定を本商品に設定する>
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ご利用になる無線LAN子機のドライバや設定ツールが必要な場合は、インストールを済ませておいてください。
1. 「クイック設定Web」を起動する
無線LAN子機を接続したパソコンで「クイック設定Web」を起動する場合は、いったんETHERNETケーブルでパソコンと無線LAN親機を接続します。
2. Windows 10/8/7の場合は、「無線LAN設定」-[無線LAN設定]を選択して、プライマリSSIDの「暗号化モード」で「暗号化無効」を選択して、[設定]をクリックする
Windows 10/8/7以外の場合は、手順3に進みます。
3.
詳細モード
「無線LAN設定」で「WPS設定」を選択する
4. 「WPSの状態」の[UnConfigured状態へ変更]をクリックする
5. 「・・・・再起動を行います。よろしいですか?」が表示されたら[OK]をクリックする
本商品が再起動し、UnConfigured状態に変更されます。
6.
詳細モード
「無線LAN設定」で「WPS設定」を選択する
7. 無線LAN親機のPINコードを確認する
[再生成]をクリックすると無線LAN親機のPINコードを再生成します。
8. 無線LAN子機側に無線LAN親機のPINコードを入力し、WPS機能を起動する
無線LAN子機を接続したパソコンで上記の設定をした場合は、パソコンからETHERNETケーブルを取り外して、10秒待ちます。
無線設定が開始されると、無線LAN親機のPOWER ランプが緑点滅し、無線設定が完了すると、橙点灯(約10秒間)します。
PINコードの入力画面の表示方法およびWPSの起動方法については、無線LAN子機に添付の取扱説明書などを参照してください。
Windows 7 の無線LAN内蔵パソコンをご利用の場合は、通知領域(タスクトレイ)に表示されているネットワークアイコンをクリックし、接続するネットワーク名(SSID)をクリックして「自動的に接続する」のチェックを入れ、[接続]をクリックしたあと、無線LAN親機のPINコードなどの情報を入力して、WPS機能を起動してください。
−不正アクセスの防止−
  • 無線LAN子機側でPINコードを10回間違えるとロック状態になり接続できません。ロック状態を解除するには、
    詳細モード
    「無線LAN設定」-「WPS設定」の「無線LANアクセスポイントのPINコード」にある[ロック解除]をクリックするか、本商品を再起動してください。
 
<お知らせ>
  • 「WPSの状態」は、下記の場合、自動的に「Configured」に設定されます。
      ・本商品の無線LAN設定が変更された場合
      ・「WPS機能」を用いて、無線LAN子機の設定を変更した場合
      ・本商品の設定を初期化した場合
 
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