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2007/07/23

5.6GHz帯[W56]対応で利用できるチャネルが増加した、トリプルワイヤレスブロードバンドルータ「AtermWR7870S」「AtermWR6670S」を発表しました

このたび、Aterm WARPSTAR (エーターム・ワープスター)シリーズにおいて、2007年1月に電波法関係法令の改正により利用可能となった5.6GHz帯(通称:W56)に対応したトリプルワイヤレスブロードバンドルータ「AtermWR7870S」「AtermWR6670S」とカードタイプ子機「AtermWL54SC2」、USBスティックタイプ子機「AtermWL54SU2」、イーサネットコンバータタイプ子機「AtermWL54SE2」を発表しました。

AtermWR7870S、AtermWR6670S、AtermWL54SC2、AtermWL54SU2、AtermWL54SE2
(左から)AtermWR7870S、AtermWR6670S、AtermWL54SC2、AtermWL54SU2、AtermWL54SE2

新商品では、電波法関係法令改正により利用可能となった5.6GHz帯(W56)に対応することで、5GHz帯で利用できる無線チャネル数が従来の8チャネルから19チャネルへと大幅に増加しています。
チャネル数が増加することで、周辺に飛来する電波の影響を受けにくいチャネルの選択が容易になり、より安定した無線LAN通信を実現することができます。また、5.6GHz帯の電波は、従来の5GHz帯の電波と異なり屋外でも利用することができるため、ベランダなど、これまでは利用できなかった場所においても、無線LANの利用が可能になります(電波の届く範囲でご利用ください)。

なお、新商品は2.4GHzと5GHz帯(5.6GHzを含む)に対応していますが、快適な5GHz帯を積極的に選択し、より良い電波状態で利用できるようにするため、本体起動時に2.4GHz帯と5GHz帯を横断的にサーチして周囲の電波の影響を受けにくい無線チャネルを自動的に選択する「オートチャネルセレクト」機能を搭載しました(注1)。

  品名 型番 出荷
予定時期
備考




AtermWR7870S PA-WR7870S 8月末 11a/11b/11g同時利用タイプ親機
AtermWR6670S PA-WR6670S 8月末 11a⇔11b/11g切替利用タイプ親機
AtermWL54SC2 PA-WL54SC2 8月末 11a/11b/11g対応カード子機
AtermWL54SU2 PA-WL54SU2 8月末 11a/11b/11g対応USBスティック子機
AtermWL54SE2 PA-WL54SE2 8月末 11a/11b/11g対応イーサネットコンバータ子機





AtermWR7870Sワイヤレスカードセット PA-WR7870S/SC 8月末 WR7870S+WL54SC2セットモデル
AtermWR7870S USBスティックセット PA-WR7870S/SU 8月末 WR7870S+WL54SU2セットモデル
AtermWR7870Sイーサネットコンバータセット PA-WR7870S/SE 8月末 WR7870S+WL54SE2セットモデル
AtermWR6670Sワイヤレスカードセット PA-WR6670S/SC 8月末 WR6670S+WL54SC2セットモデル
AtermWR6670S USBスティックセット PA-WR6670S/SU 8月末 WR6670S+WL54SU2セットモデル
AtermWR6670Sイーサネットコンバータセット PA-WR6670S/SE 8月末 WR6670S+WL54SE2セットモデル

商品の特長

1.5.6GHz帯(W56)に対応したトリプルワイヤレスブロードバンドルータ「AtermWR7870S」「AtermWR6670S」
新商品は、5.6GHz帯(W56)に対応することで、11aで利用できるチャネルが従来の8チャネルから19チャネルへ大幅に増加。11b/11gで利用可能な13チャネルとあわせて、計32チャネルの中から、利用環境や電波状況にあわせて最適なチャネルを選択できます。WR7850Sは、11aと11b/11gの同時利用タイプなので、11a、11b、11gの子機が混在した環境でも利用可能です。
2.空きチャネルを有効活用して最適チャネルを自動選択する「オートチャネルセレクト」機能
最適なチャネルを手動で選択する煩雑な作業を省くため、起動時に近傍のアクセスポイントの利用チャネルや電波強度を確認し、あらかじめ設定されたサーチ対象帯域の中から最適なチャネルを自動選択する「オートチャネルセレクト」機能を搭載。
サーチ対象帯域は、利用中の無線LAN端末の対応帯域に応じて「2.4GHz帯」「5.2GHz帯」「5.3GHz帯」「5.6GHz帯」から自由に組み合わせて設定可能(注1)です。
3.接続する端末によって選べる3タイプの無線LANアダプタ

(1)11aの新チャネル(W56)と従来チャネル(J52/W52/W53)双方に対応
11aの新チャネル(W56)だけでなく従来チャネル(J52/W52/W53)にも対応し、11b、11g、を含めたいずれの規格/チャネルで運用されているアクセスポイントにも接続できます。

(2)カードタイプ子機「WL54SC2」
アンテナ部分(パソコン装着時にPCカードスロットから出る部分)がフラットなので、他のPCカードの脱着を妨げることなく利用できます。

(3)USBスティックタイプ子機「WL54SU2」
USBコネクタ部分と本体部分との間の接合部に、折り曲げや回転が可能な二軸回転機構を採用。USBコネクタ部分を、+90/+45/±0/−45/−90°の5段階で折り曲げたり、+90/+45/±0/−45/−90°の5段階での回転が可能となっており、様々な向きのUSBポートに装着可能です。
アンテナ部を含む本体部分を常に垂直方向に向けて設置できるので、より良い電波感度での通信が可能です。

(4)イーサネットコンバータタイプ子機「WL54SE2」
LANポートを4ポート搭載し、ネットワーク家電製品など4台までまとめて接続可能です。また、AVラックやローボード等、これらの機器の設置場所に適合するため、縦置き時の高さは100mm(スタンド含む/アンテナ含まず)に抑えるとともに、横置きも可能とし、お客様の設置環境への柔軟な対応を実現しました。
セットモデル2種「AtermWR7870Sイーサネットコンバータセット」「AtermWR6670Sイーサネットコンバータセット」では、親機と子機の無線LAN設定(注2)を設定済みで出荷しますので、「WL54SE2」のLANポートにネットワーク機器をつなぐだけで、無線LANの利用開始が可能です。

4.ボタン操作で安全/簡単な無線LAN設定が可能な「らくらく無線スタート」に対応
無線LAN接続設定(SSIDおよび暗号化キーなどの設定)(注3)を、親機側のボタン操作により自動的に行える「らくらく無線スタート」機能に対応。Aterm同士の組み合わせはもちろん、Windows Vista™/Windows® XP SP2を搭載した無線LAN内蔵パソコン(注4)や、任天堂「Wii®」「ニンテンドーDS®」、ソニー・コンピュータエンタテインメント「PLAYSTATION® 3」「PSP®」との組み合わせでも、親機側の「らくらくスタートボタン」を押すことで、簡単、安全に無線LANが利用できます。
なお、最新のNEC製ノートパソコン「LaVie」シリーズおよびデスクトップパソコン「VALUESTAR」シリーズの無線LAN内蔵モデルでは、「らくらく無線スタートEX」ユーティリティを収録して出荷しているので、ユーティリティのインストール作業を省いて、より簡単に設定が可能になっています。
5.アセロス・コミュニケーションズ社の無線LAN高速化技術「Super AG™」および長距離化技術「XR™」に対応
米アセロス・コミュニケーションズ社の無線LAN高速化技術「Super AG™」、長距離化技術「XR ™」を採用。WL54SC2/WL54SU2/WL54SE2からWR7870S/WR6670Sへの接続時はもちろん、「Super AG™」「XR ™」対応の無線LAN内蔵パソコン等からの接続時においても、より高速な実効スループット(注5)と、より長距離での安定した通信(注6)を実現する。

注記

  • 注1:WR6670Sの場合、工場出荷時は2.4GHz帯のみサーチする設定であり、5GHz帯の横断サーチは設定が必要です。
    WR7850Sの場合、工場出荷時は2.4GHz帯、5GHz帯(W52)をそれぞれサーチする設定で、「W53」「W56」のサーチは設定が必要です。
  • 注2:暗号化キーの出荷時設定は「128bitWEP」モードであり、製品ごとに異なるSSIDとWEPキーが設定済で出荷されます。
  • 注3:無線LANアクセスポイント(親機)の暗号化キーの出荷時設定は「128bitWEP」モードであり、親機ごとに異なるSSIDとWEPキーが設定済で出荷されます。
  • 注4:添付の「らくらく無線スタートEX」ユーティリティを用います。
  • 注5:Super AG™モードでは、データ圧縮技術を使用するため、転送するデータの内容により、データ転送速度は大きく変動します。
  • 注6:WL54SU2、WL54SE2は「XR™」に非対応。なお電波到達距離延長効果の程度は、利用環境によって大きく異なります。

関連リンク

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